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Title: | シリーズ・身体との共生のために 第3回「「患者の知」と不確実性―アトピー性皮膚炎を抱える人びとの事例から」要登録 |
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Date: | 2025年9月9日(火)13:00-15:00 |
Place: | 駒場Ⅰキャンパス101号館2階24号室 & Zoom |
シリーズ企画「身体との共生のために 〜21世紀の自己と身体をめぐる対話〜」
第3回 「患者の知」と不確実性―アトピー性皮膚炎を抱える人びとの事例から
2025年7月から、シリーズ企画「身体との共生のために 〜21世紀の自己と身体をめぐる対話〜」をスタートしました。この企画は科研費(23K12596)のプロジェクトと東京大学UTCPとの共催の企画となります。
この企画では、哲学、人類学、社会学、医学、心理学、ファッション、演劇、音楽など様々な専門領域で、「身体」にひろく関連するご研究・ご活動をなさっている方々を、登壇者としてお迎えします。
登壇者の方々のレクチャーやインタビューを通して、「私たちは自己の身体の他者性とどのように付き合っているのか」、「現代社会に特有の身体観を規定する要素にはどのようなものがあるか」といったことを検討したり、身体に関して現代の人々がかかえる様々な葛藤に対する処方箋を導くような議論をしていきたいと考えています。
第3回 「患者の知」と不確実性―アトピー性皮膚炎を抱える人びとの事例から
話題提供者:牛山美穂(大妻女子大学)
私は、アトピー性皮膚炎を抱える人びとのうち、とくにステロイド外用薬を使いたくないという人びとを中心に調査を行ってきた。薬を使用しないと症状が悪化する場合が多く、人びとは不確実性と向き合うことになる。本発表では、患者が病気とともに生きる経験の中で得た「患者の知」を人類学・社会学的な研究のなかに位置付けるとともに、「患者の知」と不確実性との関連について考察する。
日時:2025年9月9日(火)13:00-15:00
場所:駒場Ⅰキャンパス101号館2階24号室 & Zoom
対面参加の方:こちらからご登録ください
Zoom参加の方:こちらからご登録ください
♦︎講師紹介♦︎
早稲田大学哲学科第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了後、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン医療人類学コース修士課程、早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。早稲田大学第一文学部助手、早稲田大学高等研究所助教、学術振興会特別研究員RPD、大妻女子大学常勤特任講師を経て現在、同大学准教授。
シリーズ企画のコンセプトはこちらからご覧ください。
主催:
JSPS科研費「タトゥーの社会問題化とファッションとしてのタトゥーのカテゴリー化実践に関する考察」
(研究代表者:山田理絵、23K12596)
共催:
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター」(UTCP)上廣共生哲学講座