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Title:

第13回駒場哲学フォーラム

総合文化研究科関係者のみ
Date:
2024年6月17日(月)16時
Place:

第13回駒場哲学フォーラム
「痛みの病跡学的現象学:佐藤亜有子『花々の墓標』を読む」

日時:2024年6月17日(月)16:00-18:00
場所:東京大学駒場キャンパス 101号館1階EAAセミナー室、Zoomミーティング(ハイブリッド)
発表:大内良介(総合文化研究科広域科学専攻・博士課程)

本フォーラムでは毎回、自由なスタイルでの「話題提供」を受け、参加者で議論を交わしています。
今回は2024年7月6日(土)および7日(日)に開催される日本病跡学会での一般演題(口頭発表)の予行練習として、大内良介さんが話題提供を行います。
発表題目は「痛みの病跡学的現象学:佐藤亜有子『花々の墓標』を読む」です。

作家・佐藤亜有子(1969-2013)の作品に『花々の墓標』(2008)という自伝的小説があります。
彼女はそこで、幼少期に実父から性的虐待を受けていたこと、
その後遺症(PTSD)に対処するために数々の小説を書いてきたことを告白しました。
今回の話題提供では『花々の墓標』を題材として、以下のような問いを考えたいと思います。
・苦痛と創作の関係(苦痛が創作を動機づけるための条件)とは何か?
・苦痛は「価値」をもつか?
・彼女の作品を単に「消費」するのではないような(倫理的な)読み方はいかにして可能か?

発表内容自体は現象学や病跡学といった文脈を背景にしていますが、参加にあたって予備知識は要りません。
それぞれの関心に応じて、自由に問いを交わす場になればと思っています。

※参加を希望される方は以下のリンクから案内文を確認の上、ご連絡ください。
https://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2022/05/post_243/

主催:駒場哲学フォーラム
共催:東アジア藝文書院(EAA)、共生のための国際哲学研究センター(UTCP)


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