Title: | 老人性アメイジング! 寿ぐ老いとベートーヴェン 第2回「老人性アメイジングとベートーヴェン」要登録 |
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Date: | 2024年2月25日(日)13:00-17:30 |
Place: | 世田谷美術館 講堂 |
老人性アメイジング! 寿ぐ老いとベートーヴェン
ゲストによるユーモア溢れる介護トークやベートーヴェンが晩年に作曲した弦楽四重奏曲の魅力を紐解きながら、「老い」がもたらす豊かで自由な人間像を探り、ネガティブに捉えられがちな「老い」の概念を積極的に更新するイベント。
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超高齢化社会の現代。身体の衰えや記憶力の低下など「老い」を迎えることによって、それまでの自分が失われてしまうのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。例えば、現代社会でネガティブに捉えられがちな認知症は、時間と空間の見当がつかなくなる方も多いといわれています。
一人一人の思いに寄り添う先進的なケアで全国的に注目を集める介護施設「宅老所よりあい」の村瀬孝生さんは、老いの世界を生きるお年寄りたちの真面目で滑稽な様子を、豊かなものとして積極的に捉え直す意味を込めて「老人性アメイジング」という言葉を提唱しました。それは幼少期には誰しも体験した「概念から解放された世界」を再び生きることでもあり、とくに芸術や音楽などの領域においては、日常的な概念や感覚から自由な表現が高く評価されてきました。
本企画の1回目では、「老いる」ことで見えてくる世界の別様の捉え方について、介護のユーモラスな実例を交えたゲストの講演や参加者同士の対話をとおして探求し、既存の「老い」の概念を更新することを目指します。
2回目は、作曲家ベートーヴェンが晩年に迎えた音楽の境地とはどんなものだったのか、クァルテット・エクセルシオによる弦楽四重奏曲の生演奏とゲストトークを交えながら作品の魅力に迫り、「老い」がもたらす豊かで自由な人間像を探ります。
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開催日:
第1回「寿ぐ老い」
2024年2月18日(日)11:30-18:30
東京大学 駒場Iキャンパス 21 KOMCEE West B1F レクチャーホール
第2回「老人性アメイジングとベートーヴェン」
2024年2月25日(日)13:00-17:30
世田谷美術館 講堂
タイムテーブルは、生活工房のホームページからご確認ください。
ゲスト:
伊藤亜紗
美学者、東京工業大学リベラルアーツ研究教育員教授、未来の人類研究センター長
*2月18日講師
村瀬孝生
「宅老所よりあい」「第2宅老所よりあい」「特別養護老人ホーム よりあいの森」の統括所長
*2月18日、25日講師
クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか(Vn.1)北見春菜(Vn.2)吉田有紀子(Va)大友肇(Vc)
1994年結成。年間60公演以上を行う日本では稀有な常設の弦楽四重奏団。
*2月25日演奏
山内泰
NPO法人ドネルモ 代表理事、(一社)大牟田未来共創センター理事、(株)ふくしごと取締役、東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野特任研究員
*2月18日、25日進行
お申し込み:
このイベントへの参加申し込みは、生活工房のホームページからお手続きください。
[主催]公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
[協力」東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)、公益財団法人せたがや文化財団 音楽事業部、世田谷美術館
[後援]世田谷区、世田谷区教育委員会