UTCPシンポジウム「養護教諭が哲学するということ：セクシュアリティと哲学対話の可能性」

本シンポジウムでは、養護教諭が哲学することの意義について考えます。

「生きているってどういうこと？」「「好き」の気持ちってどんな感じ？」「自分のことを大事にするって？」「生理って恥ずかしいものなの？」…保健室で日々繰り返される子どもたちとの対話。その中には必ずしも「正解」だけを着地点にしない、哲学的な内容も多々含まれます。そしてそれは「セクシュアリティ（生き方や在り方も含む「性」）」に関する問いを中心に展開されています。養護教諭はおそらく「哲学すること」に巻き込まれる機会も多く、養護教諭自身も気づかないうちに哲学しているのかもしれません。

ここで「哲学する」とは、学問的な意味での哲学を参照することでも、必ずしも「哲学対話」を含むわけでもありません。哲学的に考えたり、問いを発したり、ともに悩んだり。養護教諭はもちろんのこと、何らかの形で哲学を通して学校にかかわってきた方々と共に、学校で哲学することの意味について考えます。

【日時】2023年11月12日（日）13：00～

【会場】Zoom開催
※登壇者のみ対面という形式でお送りいたします。

【申込方法】（先着300名・無料）
以下のリンク先フォームに必要事項を入力いただき、送信してください。
申込につきましては、先着順とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUvceyurT8iHN2hA0GEvraGBiswe10RUkTn

【ゲスト】
関本智美　（東京都立足立東高等学校　養護教諭）
伊丹栞　　（東京都立足立東高等学校　養護教諭）
井倉幸起　（西宮市立上甲子園中学校　養護教諭）
大矢莉代　（西宮市立上甲子園中学校　教諭）
柏木睦月　（十文字学園女子大学　講師）

【オーガナイザー】
堀越耀介　（東京大学UTCP上廣共生哲学講座　特任研究員）
梶谷真司　（UTCPセンター長）

主催：東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属　共生のための国際哲学研究センター（UTCP）