〈哲学×デザイン〉プロジェクト40
パンづくりを通して自然と人間の関係を転換する

日時：2023年4月1日（土）14：00～
場所：Zoom開催
申込：こちらからご登録ください

パンを作って食べるとは、どういうことなのだろうか――麦を育てる、収穫する、粉にする、水と混ぜる、発酵させる、焼く、運ぶ、売る、買う、食べる。もともとは自然と人間との間で行われる「食」という「生」を支える営みである。そこに人間は、ありとあらゆる技術を投入してきた。そしていつの間にか、私たちは自然から切り離され、私たちの生は宙に浮いたようにさまよっている。パン工房タルマーリ―を経営する渡邉格さんと麻里子さんはパン作りを通して、この生と自然のつながりを回復しようとしてきた。しかもそれによって経済をも見直そうとする。「パンを作れば作るほど、地域社会と環境が良くなっていく」――ほとんど革命的と言っていいその挑戦に触れる。

ゲスト
渡邉格（見えない微生物の世界を想像する表現者）
渡邉麻里子（見えない価値の世界を創造する表現者）

ホスト
斎藤幸平（新しい価値を見える化する思想家）
梶谷真司（新しい方法をデザインする思想家）

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主催：東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属　共生のための国際哲学研究センター（UTCP）
後援：公益財団法人　西原育英文化事業団