＜UTCPシンポジウム＞
「哲学対話を通じたセクシュアリティ教育の試み」

本シンポジウムでは、西宮市立上甲子園中学校において行われた哲学対話を用いたセクシュアリティ教育について報告します。当校では2021年度、「性(セクシュアリティ）は基本的人権そのものである」という考え方から人権教育の一環としてセクシュアリティ教育を位置づけ、一年を通した実践を行っています。知識教授に偏らないセクシュアリティ教育をゼロから創り上げていく過程において、哲学対話の手法を取り入れることとし、ほとんどの教員が哲学対話を知らない状況から授業実践へと展開することを試みました。教員研修を含め、同校での一年を通じた実践の報告から、セクシュアリティ教育と哲学対話の相性や、今後の可能性について考えたいとおもいます。

【日時】2022年2月27日（日）14:00~16:00

【会場】Zoom開催

【申込方法】（先着300名・無料）
以下のリンク先フォームに必要事項を入力いただき、送信してください。
申込につきましては、先着順とさせていただきますので、あらかじめご了承ください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZYld-2prjwoGdW5U8FOFIs7WLlj0sb1CM19

【スピーカー】
大矢莉代　（西宮市立上甲子園中学校教諭）
井倉幸起　（西宮市立上甲子園中学校養護教諭）
柏木睦月　（東京大学大学院博士課程）

【オーガナイザー】
堀越耀介　（東京大学大学院博士課程 / 日本学術振興会特別研究員）
梶谷真司　（UTCPセンター長）

主催：東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属　共生のための国際哲学研究センター（UTCP）