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Title:

東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)シンポジウム 「〈経験〉を見つめ直すための哲学――メルロ゠ポンティと考える身体・他者・言語」

要登録
Date:
2021年4月24日(土)16:00-19:00
Place:
Zoom開催

東京大学共生のための国際哲学研究センター(UTCP)シンポジウム
「〈経験〉を見つめ直すための哲学――メルロ゠ポンティと考える身体・他者・言語」


【日時】2021年4月24日(土)16:00-19:00
【会場】Zoom開催

【申込方法】(先着300名様となっております。)
以下のリンク先のフォームに必要事項を入力いただき、送信してください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZ0rdOitqD0jEtUBAwcslAsMaewhGMSIXKrE

【講演者】(50音順)
・酒井 麻依子(日本学術振興会特別研究員PD(筑波大学) / フランス近現代思想、現象学)
・佐野 泰之(日本学術振興会特別研究員PD(立命館大学) / 現象学・実存哲学・言語哲学)
・田村 正資(特任研究員(東京大学) / 知覚の哲学、表象文化論)
【オーガナイザー / 司会】
・山野 弘樹(東京大学大学院博士課程 / ポール・リクールの哲学)
(※ご講演者の皆さまは、全員がメルロ゠ポンティを中心に哲学研究を行われている方々です。)


【企画趣旨】

 今回のUTCP公開哲学セミナーの統一的なテーマは、「〈経験〉を見つめ直すための哲学」というものです。私たちは日頃、何らかの出来事を経験しながら生きています。「友達とオンライン上で会話をする」・「息抜きのために公園を散歩する」……等、私たちの日常的な経験は非常に多岐にわたります。

 ですが、私たちは自分が〈経験〉している事柄をどこまで深く〈見る〉ことができているのでしょうか?

 例えば、友達と会話をしていて、自分がこれまで思いも寄らなかった相手の新しい一面にふと気づいたとき、あるいは、公園を散歩していて、春の麗かな日差しや子供たちのはしゃぎ声に安らぎを覚えているとき、私たちは実際のところ何を〈経験〉しているのでしょうか? そしてそれは、どのような〈経験〉なのでしょうか?

 言葉にすれば壊れてしまうようにも思える繊細で微妙な情感をまとった〈経験〉を、私たちはどこまで、どのようにして言葉で表現することができるのか――こうした〈経験〉の生成とその表現をめぐる問題を、おそらくは最も徹底的に考え抜こうとした哲学者の一人が、20世紀フランスの哲学者、モーリス・メルロ゠ポンティです。
 多面的な思想を展開したメルロ゠ポンティ哲学の中から、今回は「身体」・「他者」・「言語」という三つのトピックを取り上げ、上記の問題についての議論を深めてまいりたいと思います。

 今回のUTCP公開哲学セミナーにおいても、〈哲学の研究者と一般の方々をお繋ぎする場を創る〉という理念のもと、イベント運営を行ってまいります。そのため今回も、より多くの一般の方々からのご質問にお応えするために、「チャット欄を使用した質問形式」、「専門用語を極力用いない仕方での質問のお願い」等といったいくつかのルールを設けております(※下記の確認事項をご参照ください)。
 ですので、「哲学に興味はあるけど、詳しくは知らない」という方にこそ、積極的に[質問‐応答]のお時間でチャット欄にご質問をしていただければ幸いです。

 皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。


【参加資格・確認事項】
・参加費は無料です。
・哲学にご関心を持つすべての方たちのご参加を歓迎いたします。とりわけ、一般の方々のご参加をお待ちしております。
・本セミナーは、多くの方のご来場が予想されます。ですので、講演者以外の方は【 ミュート 】の設定にしていただきますよう、よろしくお願いいたします。
・[質問‐応答]の時間におきましては、質問は【 Zoomのチャット機能 】を使用していただいて、その質問に対しご講演者の方が口頭で応答を行うという形式を採用させていただいております。この形式は、より多くの方々がご質問できるようにするための工夫の一環です。なお、チャット欄はホストにのみ閲覧可能な設定になっております。

・また、質問の仕方に関しましては、以下の【三つのルール】を設けさせていただきます。
1.質問は、お一人につき2つまで
2.質問に対する応答の時間は、お一人につき5分まで
3.複数の講演者に同一の質問をする場合、質問は1つまで

・なお、時間の制約上、すべてのご質問にお答えできるわけではないという点は、あらかじめご了承ください。
・質問の時間の延長は、最長で1時間程度とさせていただきます。
・他の参加者に不安を与えるような迷惑行為を行ったり、円滑な会の進行を阻むような妨害行為を行った場合、運営の判断でご退出の措置を取らせていただく場合があります。

【プログラム】
16:00-16:10 シンポジウムの趣旨説明・講演者の紹介
16:10-16:40 講演1(田村 正資)
16:45-17:15 講演2(酒井 麻依子)
17:20-17:50 講演3(佐野 泰之)
18:00-19:00 質問‐応答の時間
(※プログラムは予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。)


【イベント終了後のアンケートURL】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwlSV5TLUI8apvTtFaOKW0aN2IDUzby5f8OLueqoOup5mu8g/viewform?usp=sf_link

(※今後のUTCPイベントを運営していくにあたって、皆さまからのご回答を参考にさせていただきます。ご協力のほど、何卒、よろしくお願い申し上げます。)


【主催】
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
【共催】
東京大学東アジア藝文書院(EAA)


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