Title: | UTCP Trans-Asian Humanities Seminar 人文亞洲研討班(第九回)終了しました |
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Date: | 2018年7月18日(水)13:00-14:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室 |
UTCP Trans-Asian Humanities Seminar 人文亞洲研討班(第九回)
日時: 2018年7月18日(水)13:00-14:30
場所: 東京大学駒場キャンパス101号館2階研修室
発表者: 劉夏妮 Liu Xiani(華東師範大学)
コメンテーター: 川島真(東京大学)
Language: 日本語
Title:「日中平和友好条約」交渉における反覇権条項問題
【Abstract】
「日中平和友好条約」の交渉過程において、終戦問題や台湾問題など日中関係における固有の問題は交渉当初は取り上げられることはなく、これに対して従来重視されてこなかった反覇権条項は日中両国の争点となった。当該条項が反ソ的傾向を帯びると懸念され、またソ連による一連の抗議と牽制行動をもたらしたため、日中の交渉はこの問題をめぐって難航した。本稿は各方の公開された外交文書を利用し、平和友好条約交渉における反覇権条項問題の激化やその発展と問題解決までを分析する。
キーワード:
日中国交正常化 日中平和友好条約 反覇権条項