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Title:

べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家

要登録 終了しました
Date:
2015年3月25日(水)・26日(木)各日13:30-16:30
Place:
浦河町総合文化会館アートホール

UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画
べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅
――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家

日時:2015年3月25日(水)・26日(木)各日13:30-16:30
場所:浦河町総合文化会館アートホール(〒057-0013北海道浦河郡浦河町大通3- 52/TEL: 0146-22-5000)

使用言語:日本語|参加費無料|要事前登録|定員各日40名

※べてるの家の関係者以外の方は、事前登録が必要になります。こちらの申し込みフォームより3月22日(日)までにお申し込みください。
※どちらか1日のみの参加も歓迎いたします。
※当日は動きやすい服装でお越しください。
※べてるの家の見学などのオプションを用意しています。下記のオプションの案内で内容と費用をご確認のうえ、事前登録の際に併せてお申し込みください。
※ワークショップに関するお問い合わせ:philodrama[at mark]outlook.jp


ファシリテーター/出演:
松山侑生(こまば当事者研究会、UTCP研究協力者)
大谷賢治郎(company ma代表、国際児童青少年演劇協会日本センター理事、UTCP研究協力者)
庄崎真知子(劇団銅鑼)
古舘一也(company ma)
水谷みつる(こまば当事者研究会、UTCP研究協力者)
梶谷真司(UTCP)

企画:水谷みつる、松山侑生、大谷賢治郎

コーディネーター:石原孝二、梶谷真司


ケンタウル祭の夜、ジョバンニは銀河鉄道に乗って旅に出る。銀河ステーションから、白鳥の停車場を通り、燃える蝎の火を向こう岸に眺めて、サウザンクロスへ。前の席には友人カムパネルラが座り、鳥を捕る人や子どもたちを連れた青年が乗っては降りていく。再び二人きりになったジョバンニとカムパネルラは、「けれどもほんたうのさいはひは一体何だらう。」と話し合うが……。

このワークショップでは、プロの俳優やファシリテーターとともに、身体を使いながら『銀河鉄道の夜』を2日間かけてゆっくりと旅していきます。参加者それぞれが専門家として登場人物にアドバイスしたり、時には登場人物の心の声を演じたり、自由に空想を働かせて宮沢賢治の世界を味わいます。そして、物語に出てくるさまざまなテーマについて、哲学対話=当事者研究を行ないます。


「哲学ドラマ」とは?

「哲学ドラマ」は、演劇という架空の世界を通じて、「当事者研究」と「哲学対話」を橋渡しするワークショップです。

2001年にべてるの家で始まった「当事者研究」は、仲間と対話しながら、自らの苦労のメカニズムを「自分自身で、ともに」に探究し、人とのつながりを取り戻していく試みです。これは、「自分」を「哲学」することに通じます。

一方、「哲学対話」は、他者との対話を通じて問いを探求する実践で、その過程では三つのC(コミュニティ、クリティカルシンキング、ケアリング)が育まれます。それは、自分で自分の問いに一人で向き合うことが許される場としても利用され得ます。現在では学校やカフェなどさまざまな場所で行なわれています。

この二つを合わせた「哲学ドラマ」では、同じ場に居合わせた他者とともに、身体を使って物語のなかに深く入り込み、物語の投げかけるテーマを登場人物の姿を借りて自分のこととして考え、探究していきます。自分ではない誰かとして物語の世界に生きることで、これまで意識してこなかった自分の苦労とそのメカニズムに気づくかもしれません。


ポスター(表面)をダウンロード

150325_Bethel_omote.jpg

ポスター(裏面)をダウンロード

150325_Bethel_ura.jpg

ポスター 写真:齋藤陽道/デザイン:堀田敦士

オプションのご案内
◆下記のオプションを用意しています。事前登録の際に併せてお申し込みください。
A. 3月25日(水)午前:朝ミーティング+こんぶ作業体験
B. 3月26日(木)午前:朝ミーティング+SST参加
C. 3月27日(金)午前:朝ミーティング+金曜ミーティング参加
D. 3月25日(水)夜:交流会(詳細未定)
◆参加費:A~C. 2,000 円(資料代込み。いくつ参加しても 2,000 円です。当日、べてるの家の担当者に直接、お支払いください
/D. 未定(実費がかかります)
◆集合:A~C. 9:10 頃にべてるの家にお越しください/D. ワークショップ会場にてご案内します。
◆ランチは各自おとりください。べてるの家が運営する「カフェぶらぶら」などが文化会館近くにあります。
◆オプションの詳細については、べてるの家にお問い合わせください。
◆浦河べてるの家:〒057-0024北海道浦河郡浦河町築地 3-5-21/TEL: 0146-22-5612


主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門
L2「共生のための障害の哲学」、L3「Philosophy for Everyone ~哲学をすべての人に~」 
協力:社会福祉法人 浦河べてるの家


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