Title: | 橋本和典「3.11東日本大震災後の心的外傷の予防と治療:福島サポートグループを例に」終了しました |
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Date: | 2012年12月18日(火) 18:00-19:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3 |
3.11東日本大震災後の心的外傷の予防と治療:福島サポートグループを例に
講演者:橋本和典
司会:小林康夫(UTCP)
日時:2012年12月18日(火) 18:00-19:30
会場:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム3
使用言語:日本語|入場無料|事前登録不要
講演者プロフィール
橋本和典 Ph.D. candidate 臨床心理士・全米公認集団精神療法士、PAS心理教育研究所クリニカルディレクター、東京大学駒場学生相談所非常勤講師、国際力動的心理療法研究会事務局長
講演概要:
東日本大震災後の爪痕は色濃い。物理的安全すらままならない状況が続く中で、震災後のひとりひとりの心の安全はとりわけ十分に扱われているとは言えない。この講演では、われわれ心理療法家が微力ではあるが、3.11後から展開している震災後心的外傷の予防と治療の活動の一端を紹介する。演者が事務局長を務める国際力動的心理療法研究会(IADP)は、震災後半年後に国際基督教大学と宮城学院女子大学が共同で立ちあげた「震災復興心理・教育臨床センター(EJセンター)」との連携の元、その活動を進めてきた。その活動の一つとして演者が行った「福島サポートグループ」を例に、心理学的復興支援の課題を共有したい。本講演には、ぜひ、どのような形であれ3.11を体験した当事者としてご参加いただくことが望まれる。ひとりひとりの体験、経験の中に、今、そして、これからの心の復興の姿が見い出すことができるからである。