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Title:

「コミュニケーションとリハビリテーションの現象学」研究会  第2回研究会

要登録 終了しました
Date:
2010年8月12日(木)12:30-17:30
Place:
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1[地図

「コミュニケーションとリハビリテーションの現象学」研究会
―当事者研究、理論研究、臨床研究、支援技術開発をつなぐ―
第二回研究会「重度重複障害児・者、ALS療養者とのコミュニケーション」

主催:
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)「科学技術と社会」プログラム

参加方法: 事前登録制(定員40名)
定員を超えましたので、ウェブでの受付を終了させていただきました。
多数のお申し込みありがとうございました。

目的と対象者:
本研究会は、コミュニケーション障害、身体障害、リハビリテーションと現象学の関係について興味をもつ研究者・臨床家・学生・当事者などを参加者として想定し、参加者の報告・発表にもとづき、討論を行うことを目的としています。参加にあたっては、事前登録をお願いいたします。

UTCP「科学技術と社会」プログラムとの関係:
「科学技術と社会」プログラムは、科学技術と社会の多様な関係を、哲学・倫理学・歴史の観点から総合的に捉えることを目指すもので、発達障害研究と社会との関係も一つのサブテーマとしています。本研究会では、コミュニケーション障害および身体障害の臨床研究・理論的研究に対して、当事者研究や現象学的アプローチがどのような意味をもっているのかを探っていきます。また、支援技術やリハビリテーション技術のユーザーとしての当事者・関係者と技術開発に携わる人々との関係などを考察することを通じて、科学技術と社会との関係一般を考察するための一つの視点を提供することを目指しています。

会場: 東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階コラボレーションルーム1(定員40名)


第2回研究会概要
STA(ソフト・タッチ・アシスタント)や筆談などの重度重複障害児・者とのコミュニケーション方法の研究開発・実践に長年従事されてきた研究者・教育者の方々に、障害当事者と会話を通じて得られた知見やそこから見えてくる教育・療育現場での問題点について語っていただきます。また、大宅壮一ノンフィクション賞(平成22年度)を受賞された川口有美子氏に受賞作『逝かない身体―ALS的日常を生きる』(医学書院)にもとづき、ALS療養者とのコミュニケーションについてお話しいただきます。

プログラム(講演40分、質疑応答30分)
12:30-13:40
  川口有美子(NPOさくら会)
  『逝かない身体』の第二章と第三章から~意思伝達が困難になりゆくALS療養者とのコミュニケーションの技術と考え方~
13:40-14:50
  笹本健(国立特別支援教育総合研究所)
  STAや筆談の実践からの知見と学校現場での課題」
14:50-15:10 休憩
15:10-16:20
  柴田保之(國學院大學)
  重度重複障害児・者に対するコミュニケーションの援助の発展とSTA ―閉ざされてきた障害児・者の言語の世界を開く
16:20-17:30
  横山裕子(大泉特別支援学校)
  STAの実践報告―繋がりあう動きと言葉
(最大延長18:00まで)


お問い合わせ先:
石原孝二 cishi08[at]mail.ecc.u-tokyo.ac.jp [at]を@に変えて入力してください。
池田喬 imazine[at]eb.mbn.or.jp [at]を@に変えて入力してください。

お願い:
※参加お申し込みの際には、ご所属とお名前、連絡先(メールアドレス)をお知らせください。お知らせいただいた情報は、研究会の事務連絡のために利用させていただくほか、ご所属とお名前のリストを研究会の席上で配布させていただきますので、ご了承ください。
※研究会の様子を記録のため、撮影・録音させていただきます。映像・画像につきましては、学会発表や授業、論文等で利用させていただく場合がありますが、個人が特定されるようなものにつきましては、事前に本人に利用の許可を頂いた上で使用させていただきます。
※会場となりのオープンスペースは飲食可です。昼食を持参される方はオープンスペースをご利用ください(11時30分より利用可能にしておきます。)
※会場となる18号館は、オートロックがかかっています。ドアが閉まっている場合には、入り口右のインターフォンで会場にご連絡ください。(なお、12時半以降にご到着される方は、あらかじめご連絡いただければ幸いです。)
※会場の18号館は少々分かりづらいところにあります。正門から入り、1号館の裏、キャンパス中央の銀杏並木を超えて、建物を二つほど入ったところが18号館です。スタッフの数が限定されているため、案内板等を立てることができません。恐縮ですが、事前に地図をご確認の上、ご来場ください。


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