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Title:

渡辺公三氏講演会「レヴィ=ストロース『神話論理』の論理」

終了しました
Date:
2010年1月29日(金) 16:30-18:30
Place:
東京大学駒場キャンパス|18号館4階|コラボレーションルーム3

レヴィ=ストロースの専門家、渡辺公三教授(立命館大学)の講演会です。


講演者:渡辺公三(わたなべ こうぞう)
1949年東京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授、研究部長。著書に『レヴィ=ストロース――構造』(講談社)、『司法的同一性の誕生』(言叢社)など、訳書にレヴィ=ストロース『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房)、同『レヴィ=ストロース講義』(共訳、平凡社ライブラリー)など多数。最新刊として『闘うレヴィ=ストロース』(平凡社)が2009年11月に刊行された。

なお、渡辺先生から、以下の講演要旨をいただいています。

「若いレヴィ=ストロースが「建設的革命」の仲間から一定の距離を置き、ブラジルへの出発を考え始めていた1933年は、ヒットラー内閣が成立し西欧の危機が一段と現実性を帯びた年でもあった。またそれはパリの高等研究院でコジェーヴのヘーゲルに関する講義が始まった年でもある。レヴィ=ストロースはいわばヘーゲルの歴史ではなく、ブラジルで歴史の余白を発見する旅に青年後期を賭けたといえるのかもしれない。その約30年後書き始められた『神話論理』は、歴史とは異質な世界理解の論理を探求する旅の開始でもあった。」

*入場無料・参加登録不要

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