こまば当事者カレッジでは、2020年12月より「障害を考えるー障害の社会学と人類学―」というタイトルで2020年度冬期コースを開講します。第4回は、慶應義塾大学の磯野真穂さんがレクチャーとワークを行ってくださいます。
こまば当事者カレッジ 2020年冬期コース「障害を考える―障害の社会学と人類学―」 第4回
【日時】 2021年2月20日(土)13:00-16:00(予定)
【会場】 オンライン(zoom)
【講師】 磯野真穂さん(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)
【講演タイトル・概要】
「Xの当事者になるということ」
当事者になるとはどういうことなのだろう。本発表は、私がこれまで行った摂食障害、ダイエットに関するフィールドワークの結果を中心に取り上げる。
(1)ある食べ物に対してとりわけリスクを感じること、(2)「摂食障害」というカテゴリを自らのものと感じることを、それぞれ「リスクに対する当事者性の獲得」、「摂食障害に対する当事者性の獲得」と捉え、それぞれの当事者性が獲得されるまでのプロセスを考察する。
【申込方法】
下記のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/uWWXYCa16fSMr6yb7
開催日が近くなりましたら、ご登録いただいた方にメールにて当日のURLをお送り致します。
申込締切:2020年2月17日(水)
定員は30名程度とさせていただきます。締切前でも定員に達し次第、受付を終了しますのでご了承ください。
【ご確認いただきたいこと】
・本コースの参加費は無料です。
・本コースでは、医療や支援を目的としたサービスではなく、参加者がテーマについて考える機会を提供することを目的としております。
・本コースは学びの場を提供するものであり、本コースに参加しても資格や権利が得られるものではありません。
・本コースでは参加者が自分の体験をもとにディスカッションする機会が含まれますが、ご自身について話したくないことは話す必要はありません。本カレッジでは、「話したくないことは話さなくてよい」というルールを大切にしています。
また、プライバシー保護のためワークショップで話された内容を、主催者やご本人の了解なしに、インターネット上に書き込んだり、ワークショップ以外の場所で話したりすることはご遠慮ください。
・コースの様子をウェブや報告書、論文等での活動報告のため撮影・録画・録音させていただきますので、ご了承の上ご参加ください。撮影・録画・録音した記録を直接研究に使用する場合には、改めてご本人の承諾を得たうえで使用させていただきます。
・アンケートの結果やワークでの議論の内容をホームページや報告書・論文などでご紹介させていただく場合があります。
お問合せ先:tojisha-college [アットマーク] utcp.c.u-tokyo.ac.jp ※[アットマーク]を@に変換してください。
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
「障害と共生」プロジェクト