こまば当事者カレッジでは、2020年12月より「障害を考えるー障害の社会学と人類学―」というタイトルで2020年度冬期コースを開講します。第1回は、東洋大学の井沢泰樹(金泰泳)さんがレクチャーとワークを行ってくださいます。
こまば当事者カレッジ 2020年冬期コース「障害を考える―障害の社会学と人類学―」 第1回
【日時】 2020年12月19日(土)13:00-15:30(予定)
【会場】 オンライン(zoom)
【講師】 井沢泰樹(いざわやすき)(金泰泳(きむ てよん))さん(東洋大学社会学部)
【講演タイトル・概要】
「社会的マイノリティとメンタルヘルス―在日コリアンを例として―」
社会的マイノリティ、つまり人種・民族、出身地、セクシュアリティ等々、さまざまな属性により差別や蔑視をうける人びとは、そのおかれる状況から、一般的にマジョリティに比べて精神疾患罹患率や自死率が高いことが指摘されています。
今回の報告では在日コリアンの場合を例に、統計資料や自死遺族の方、また在日コリアン高齢者に公私ともに関わってこられたソーシャルワーカーの方の聞き取りから、その実情を明らかにするとともに求められる支援のありかたを検討します。
【申込方法】
下記のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/Wg34GjKLCdNTqGFr7
開催日が近くなりましたら、ご登録いただいた方にメールにて当日のURLをお送り致します。
申込締切:2020年12月14日(月)
定員は30名程度とさせていただきます。締切前でも定員に達し次第、受付を終了しますのでご了承ください。
【ご確認いただきたいこと】
・本コースの参加費は無料です。
・本コースでは、医療や支援を目的としたサービスではなく、参加者がテーマについて考える機会を提供することを目的としております。
・本コースは学びの場を提供するものであり、本コースに参加しても資格や権利が得られるものではありません。
・本コースでは参加者が自分の体験をもとにディスカッションする機会が含まれますが、ご自身について話したくないことは話す必要はありません。本カレッジでは、「話したくないことは話さなくてよい」というルールを大切にしています。
また、プライバシー保護のためワークショップで話された内容を、主催者やご本人の了解なしに、インターネット上に書き込んだり、ワークショップ以外の場所で話したりすることはご遠慮ください。
・コースの様子をウェブや報告書、論文等での活動報告のため撮影・録画・録音させていただきますので、ご了承の上ご参加ください。撮影・録画・録音した記録を直接研究に使用する場合には、改めてご本人の承諾を得たうえで使用させていただきます。
・アンケートの結果やワークでの議論の内容をホームページや報告書・論文などでご紹介させていただく場合があります。
お問合せ先:tojisha-college [アットマーク] utcp.c.u-tokyo.ac.jp ※[アットマーク]を@に変換してください。
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
「障害と共生」プロジェクト