東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属「共生のための国際哲学研究センター（UTCP）」は、以下三つの研究プロジェクトに携わるリサーチ・アシスタント（RA）を募集いたします。

1 採用予定数
若干名

2 応募資格（2013年10月1日現在の身分）
東京大学大学院博士課程に在籍している者（休学者は除く）。

3 任期・給与・勤務条件
雇用期間中（2013年10月〜2014年3月）はRAとして月額5万円を支給する。
勤務条件はプロジェクトによって異なる（以下のプロジェクト詳細を参照のこと）。
＊採用されたRAには各プロジェクトに関わる旅費も支給される。

4 応募方法
採用を希望する者は以下の書類をUTCP事務局に提出すること。書式は自由。
（1）履歴書
（2）研究業績表（A4で1〜2枚程度）
　＊希望のプロジェクト名を明記すること。　＊提出書類は原則として返却しない。

5 応募期日
2013年8月31日（土）（必着）

6 採用方法
書類審査と面接により採用者を決定します。
＊書類審査を通過した方には9月4日（水）に面接を予定しています。

7 応募書類送付先
東京大学　共生のための国際哲学研究センター（UTCP）
〒153-8902　東京都目黒区駒場3-8-1　101号館2階
　hoshino.futoshi [at] utcp.c.u-tokyo.ac.jp（担当：星野 太）
　http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/

（1）「Humanizing Asia」博士課程生カンファレンス（スーパーバイザー：石井剛）

2014年3月に上海の華東師範大学で行われるGraduate Conference “Humanizing Asia: Rethinking literature and arts under the situations of the Cold War”（人文亚洲：反思冷战冷战状况下的文与艺）にプログラム策定段階から企画運営に関わり、英語もしくは中国語で行われる同会議に発表者として参加する。このカンファレンスは、華東師範大学とUTCPのあいだで進められている批評理論を中心とする研究交流・学生交流の一環として企画されるものであり、批評理論のほか、哲学、文学、歴史学など広く人文学の領域で研究する博士課程生の参加によって開催される。

＊プロジェクト内容に関わる問い合わせ先：石井剛（ishiitsu [at] ask.c.u-tokyo.ac.jp）

（2）「変身とカタストロフィー」（スーパーバイザー：小林康夫）

2013年10月末にブルガリアのソフィア大学で開催予定のフランス語による哲学のシンポジウム「変身とカタストロフィー」に参加発表し、同時に、10月よりUTCPに滞在するフランスの研究者エリーズ・ドムナック氏と、カタストロフィーと映像をめぐる哲学研究に参加するRAを若干名募集する。フランス語で発表能力があることが条件（なお、ソフィア大学におけるシンポジウムはジャン・リュック・ナンシーやブランショなどフランスの哲学者／思想家の仕事が背景にある）。

＊プロジェクト内容に関わる問い合わせ先：小林康夫（verite7 [at] utcp.c.u-tokyo.ac.jp）

（3）「環境と倫理」研究プロジェクト（スーパーバイザー：梶谷真司）

環境と人間の関わり、とりわけ哲学対話の実践を通じて形成される開かれた対話のコミュニティが、環境や居住に関わる諸問題に対して、どのようにして新たなコミットメントを可能としていくのか、それは、人と人、人と自然の関係性をどのように切り結んでいくのかを考える。総合地球環境学研究所（京都）の協力を得て行なう研究会・セミナー・ワークショップに携わるRAを若干名募集する。

＊プロジェクト内容に関わる問い合わせ先：梶谷真司（kajitani [at] fusehime.c.u-tokyo.ac.jp）