Members / メンバー紹介

 
宇野 瑞木
Name:

宇野 瑞木 (うの みずき)

Fields:東アジア 比較文学・思想
Category:
共同研究員
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(2007-2012)時のもの(2012年3月31日時点) 。
 
所属/職位:

日本学術振興会特別研究員(PD)

主要業績
- 書籍:

山折哲雄、芳賀徹、小松和彦、諏訪春雄編『新日本古典100選』(東京書籍株式会、2006年9月9日刊行)「雨月物語」の項目執筆(7200字)

浮世絵学会編『浮世絵大事典』(東京堂出版 2008年)「二十四孝図」の項目(2頁)

主要業績
- 論文:

寺田瑞木「江戸初期の二十四孝図――嵯峨本『二十四孝』と渋川版『御伽文庫』「二十四孝」における図像の成立関係」、『浮世絵芸術』147号、55頁~71頁、2004年1月

徳田武・寺田瑞木「手柄岡持自筆『加言二十四孝』翻刻・解題」『明治大学教養論集』404号、41~87頁、2006年3月 
※本稿は、徳田武氏(明治大学法学部教授)と寺田(現宇野)が共同読解した後に、寺田が礎稿を作成し、徳田氏がそれに補訂・加筆したものです。

宇野瑞木「郭巨説話の母子像――二十四孝と十種恩徳」『中国――社会と文化』22号、106~130頁、2007年6月

宇野瑞木「日本中世における祖先供養の場と孝子説話」『説話文学研究』42号、54~71頁、2007年7月

宇野瑞木「後漢墓の祠堂における孝の表象――扶桑樹と雲・風のモティーフをめぐって」『表象文化論研究』8号、100~133頁、2009年3月

牧野和夫・有賀夏紀・安藤慶子・宇野瑞木・黒崎良英・酒寄さやか・陶山裕有子・山方遥「牧野和夫氏蔵『盂蘭盆経私』翻刻」『学習院大学国語国文学会誌』52号、2009年3月発行予定、入稿済み。
※本稿は、2007年度学習院大学で行われた牧野和夫氏(実践女子大学教授文学部教授)の授業において、牧野氏の監督のもと、宇野を含む受講者が共同読解した成果の報告です。

宇野瑞木「蓑笠姿の孟宗――五山僧による二十四孝受容とその絵画化をめぐって」
『東方学』122輯、47~65頁、2011年7月

その他:
UNO Mizuki, Rethinking “Filial Piety(孝 xiao)” through a Reinterpretation of the “扶桑fusang” Tomb Motif, The proceedings of the 3rd BESETO conference of philosophy, UTCP&DALS, January of 2009, p173-178.

主要業績
- その他:

口頭発表

寺田瑞木「江戸初期における二十四孝図の成立――渋川版『御伽文庫』「二十四孝」と嵯峨本『二十四孝』の図像について」、学習院大学国語国文学会秋季大会、於学習院大学、11月、2001年

寺田瑞木「江戸初期の二十四孝図 嵯峨本と渋川版」
国際浮世絵大会、於学習院大学、11月、2001年

寺田瑞木「孝子説話と報恩思想――母の十恩をめぐって」
慶應義塾大学中世文学研究会・第182回例会、於慶應義塾大学(三田)、5月、2005年

寺田瑞木「孝子説話の〈身体的犠牲〉と報恩思想」、伝承文学研究会・第336回東京例会、於学習院女子大学、6月、2005年

寺田瑞木「二十四孝の図像学的研究」、民族文化の会・第4回例会、
於財団法人黛民族舞踊文化財団事務局黛ホール、7月、2005年

寺田瑞木「孝子説話と報恩思想――「郭巨」説話と母の十恩をめぐって」
第8回駒場国漢フォーラム、於東京大学駒場キャンパス、9月17日、2005年

寺田瑞木「法会の場における孝子説話と無常観の関わり――『金玉要集』の孟宗説話を中心に」慶應義塾大学中世文学研究会・第190回例会、於慶應義塾大学(三田)、2月、2006年

宇野瑞木「『金玉要集』の孟宗説話をめぐる一考察」 
説話文学会、於佛教大学、6月18日、2006年

宇野瑞木「「孝」の理念の展開――郭巨説話の母子像と報恩思想との関係」、民族文化の会・第6回例会、於財団法人黛民族舞踊文化財団事務局黛ホール、1月、2007年

宇野瑞木「聖徳太子伝説――虚像と実像の間」(研究発表)および歌舞伎役者(人間国宝)五代目中村富十郎との質疑応答、民族文化の会・特別研究会、於財団法人黛民族舞踊文化財団事務局黛ホール、4月、2008年

宇野瑞木「後漢時代の孝の表象――武氏祠堂画像石の扶桑と雲気のモチーフについて」、表象文化論学生シンポジウム「権力と表象(1):イメージの作法」、於東京大学(駒場)、11月、2008年

UNO Mizuki, Rethinking “Filial Piety(孝 xiao)” through a Reinterpretation of the “扶桑fusang” Tomb Motif, The Third BESETO Philosophy Conference "Philosophy in the East Asian context: Knowledge, Action, Death, and Life", The University of Tokyo (Komaba), Collaboration room 2, January 10, 2009.

宇野瑞木「東アジアにおける国家と孝」、「多層・多様・多元」に向けて―中期教育プログラム報告会(2008年度冬学期)・「哲学としての現代中国」(東アジアにおける国家の諸相)、於駒場キャンパス18号館・コラボレーションルーム3、2月18日、2009年

宇野瑞木「日本中世における孝子説話の受容と展開――母の恩と父の恩」、伝承文学会東京例会、於学習院女子大学、3月21日、2009年

UNO Mizuki, The Binding of Historical and Cosmic Time in Eastern Han Family Tombs, UTCP Graduate Student Conference “The Plural Present of Historical Life”, The University of Tokyo (Komaba), May 17, 2009.

宇野瑞木「『となりのトトロ』試論―背景がキャラクター化する瞬間」、UTCPワークショップ「ファンタジーの反射=反省(リフレクション)」、於東京大学(駒場)、3月19日、2010年

宇野瑞木「山水のなかの孝子たち――五山の二十四孝受容とその絵画化をめぐって」、オープンセミナー「東アジア伝統説話の享受と表象」、於東京大学駒場キャンパス、7月2日、2010年


※2006年4月より寺田から宇野へ改姓した。


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