Members / メンバー紹介

 
津守 陽
Name:

津守 陽 (つもり あき)

Fields:近現代中国文学、郷土形象、沈従文研究
Category:
共同研究員
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(2007-2012)時のもの(2012年3月31日時点) 。
 
Contact tsumoriaki[at]gmail.com
 
所属/職位:

東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任研究員
中期教育プログラム「近代東アジアのエクリチュールと思考」

東京大学教養学部非常勤講師

主要業績
- 論文:

[2010]「沈従文における〈郷土〉の表象—近代文学による「原=中国」像の構築」、京都大学博士論文(文学)、2010年3月23日。

[2009]「「郷土」をめぐる時間形式—沈従文と「不変の静かな郷村」像」、『日本中国学会報』、第61集、2009年10月、pp.247-261。

[2008]「人物呼称にみる沈従文の「郷土」観—『辺城』を題材として」、『野草』、82号、2008年8月、pp.54-73。

[2007a]「「郷土」を溶かす内面の空白—沈従文の女性像から」、『現代中国』、第81号、2007年9月、pp.161-171。

[2007b]「沈従文の女性形象にひそむ「郷土」——白い女神か、黒い田舎娘か」、『東方学』、第113輯、2007年1月、pp.70-86。

[1999]「『殺夫』論」、『中国文学報』、第五十九冊、1999年10月、pp.133-161。

主要業績
- その他:

口頭発表

「沈従文の小説にみる「郷土」の形成」、京都大学中国文学会第18回例会、2003年6月28日。

「沈従文の女性形象に見る記号性と文学想像」、日本現代中国学会2006年度関西部会大会、2006年6月4日。

「「不変の郷村」を可能にするもの―沈従文と時間」、日本中国学会第60回大会、2008年10月11日。

項目執筆・雑文

「Ⅱ-10 現代の女子学生事情」「コラム10 ある女子学生の一日」、関西中国女性史研究会編『中国女性史入門』人文書院、2005年、pp.52-53、pp.57-58。

「黄梅県廃名墓訪問記」、『中国文芸研究会会報』第300期記念号、中国文芸研究会、2006年10月、pp.18-19。

翻訳

鮑家麟「徐志摩の結婚と離婚」、関西中国女性史研究会編『ジェンダーからみた中国の家と女』、東方書店、2004年、pp.299-314。

梁敏兒「山水画のテキスト化—『永州八記』を例とした一分析—」、『中国文学報』、第六十八冊、2004年10月、pp.57-96。

葛兆光「近年の中国(大陸)における古典研究」、『古典学の再構築』(文部科学省科学研究費特定領域研究ニューズレター)、第11号、2002年3月、pp.68-71。

蒋寅「葉燮の文学史観」(pp.101-132)、陳国球「林庚『中国文学史』を探る」(pp.257-292)、戴燕「「民間」から「人民」へ—『中国文学史』上の正統論—」(pp.293-323)、川合康三編
『中国の文学史観』、創文社、2002年。


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