Members / メンバー紹介

 
小泉 順也
Name:

小泉 順也 (こいずみ まさや)

Fields:フランス近代美術史、日仏美術交流史
Category:
PD研究員
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(2007-2012)時のもの(2012年3月31日時点) 。
 
Contact mkoizumi123[at]gmail.com
 
所属/職位:

UTCP特任研究員 【2012年3月まで】

主要業績
- 書籍:

共著
1. 「ジャポニスム年表」、『ジャポニスム入門』(ジャポニスム学会編)、思文閣出版、2000年11月、p.14-27.
2. 「ラファエル・コラン展」、『展覧会カタログの愉しみ』(今橋映子編)、東京大学出版会、2003年6月、p.60-65.

主要業績
- 論文:

論文
1. 「エドモン・ド・ゴンクールと印象派の画家たち : 絵画と美術品をめぐる美意識」、『比較文学・文化論集』、東京大学比較文学文化研究会、22号、2005年3月、p.14-36.
2. 「美術情報のドキュメンテーション : 駒場美術博物館資料室の限界と可能性」、『技術報告書』、東京大学生産技術研究所技術発表会実行委員会、3号、2007年10月、p.11-14.
3. 「銅像と写真に刻まれた駒場の記憶 : アルチュール・アリヴェと第一高等学校」、『技術報告書』、東京大学生産技術研究所技術発表会実行委員会、4号、2008年10月、p.25-30.
4. 「シャルル・シャッセの美術批評再考 : ポン=タヴェン派をめぐる言説とブルターニュの地域主義のはざまで」、『比較文学』、日本比較文学会、51号、2009年3月、p.36-50.
5. 「ゴーガン没後の顕彰のゆくえ : ピエール・ジリウー《ゴーガンへのオマージュ》をめぐって」、『美術史』、美術史学会、167号、2009年10月、p.145-160.
6. 「ポン=タヴェンをめぐる記憶の場の創出 : グロアネクの宿とゴーガン没後の評価史」、『レゾナンス』、東京大学教養学部フランス語部会、6号、2009年10月、p.9-16.
7. 「ポール・セリュジエと20世紀初頭におけるゴーガン没後の表象 : 《ティテュルスとメリボエウス(さよならゴーガン)》をめぐって」、『日仏美術学会会報』、日仏美術学会、29号、2010年8月、p.41-60.
8. 「フランス近代絵画における仏陀の図像学的変容 : ゴーガン、ルドン、セリュジエをつなぐ追慕の系譜」、『國學院雑誌』、國學院大學、111巻11号、2010年11月、p.170-184.
9. 「コレクターとしてのモーリス・ドニ : ゴーガン・コレクションの形成と展覧会の機能をめぐって」、『鹿島美術研究 : 年報別冊』、鹿島美術財団、27号、2010年11月、p.302-313.
10. 「ポール・ゴーガンをめぐるコレクション形成の黎明期 : 20世紀前半のフランスにおける個人コレクターと公立美術館の動向」、『実践女子大学美學美術史學』、実践美学美術史学会、25号、2011年3月、p.11-30.
11. 「ブルターニュにおける近代美術と文化的アイデンティティ : ポン=タヴェン美術館の創設とポール・ゴーガン受容の変遷」、『総合社会科学研究』、総合社会科学会、23号、2011年3月、p. 17-30.
12. "La réception de Paul Gauguin et l’évolution de ses portraits posthumes en France" 〔フランス語〕、「フランスにおけるポール・ゴーガンの受容と没後の肖像画の変遷」、『國學院大學紀要』、50号、2012年2月、p.65-78.
13. 「ポール・ゴーガンとフランス人コレクター : 作品の創造と蒐集をめぐる政治学、1880-1910年」、『実践女子大学美學学美術史學』、実践女子大学美学美術史学会、26号、2012年3月、p. 9-37.

主要業績
- その他:

口頭発表
1. 「シャルル・シャッセ再考 : ポン=タヴェン派の言説とブルターニュの地域主義」、日本比較文学会全国大会、北海道大学札幌キャンパス、2007年6月17日.
2. 「駒場美術博物館資料室の限界と可能性」、東京大学生産技術研究所技術発表会、東京大学駒場キャンパス、2007年10月26日.
3. 「ゴーガン没後の顕彰のゆくえ : ピエール・ジリウー《ゴーガンへのオマージュ》をめぐって」、美術史学会全国大会、東京大学本郷キャンパス、2008年5月31日.
4. 「アルチュール・アリヴェと第一高等学校」、東京大学生産技術研究所技術発表会、東京大学駒場キャンパス、2008年10月17日.
5. “Les Images potentielles chez Gauguin et l’Ecole de Pont-Aven” (ゴーガンとポン=タヴェン派における潜在的イメージ)〔フランス語〕、「UTCPセミナー 作品は誰のものか : イメージ研究における解釈者のステータス」のレスポンダント、東京大学駒場キャンパス、2009年7月14日. (報告⇒UTCPブログ
6. “Paul Sérusier et Paul Gauguin au début du XXe siècle” (20世紀初頭におけるポール・ゴーガンとポール・セリュジエ)〔フランス語〕、「UTCPセミナー ナビ派の再発見 : 美術史と趣味の変遷」のディスカッサント、東京大学駒場キャンパス、2010年5月26日. (報告⇒UTCPブログ
7.  「コレクターとしてのモーリス・ドニ : ゴーガン・コレクションの形成と展覧会の機能をめぐって」、鹿島美術財団研究発表会、鹿島建設KIビル、2011年5月13日.
8. “L'histoire de la réception de Paul Gauguin et ses portraits posthumes au début du XXe siècle en France”, La IXe École de Printemps organisée par le Réseau International de Formation en Histoire de l’Art, Université Johann Wolfgang Goethe de Francfort-sur-le-Main, 16 mai 2011.
「ゴーガンの受容史と20世紀初頭のフランスにおける没後の肖像」〔フランス語〕、第9回国際美術史コンソーシアム春期アカデミー、フランクフルト・アム・マイン、ゲーテ大学、2011年5月16日. (報告⇒UTCPブログ
9. “Les mots dans la peinture de Paul Gauguin : titre, signature et dédicace”, Journées d’etudes Fribourg-Tokyo “Méta-image et parergon”, Université de Fribourg, 20 octobre 2011.
「ポール・ゴーガンの絵画における言葉 : 題名、署名、献辞」〔フランス語〕、研究集会「メタ=イメージとパレルゴン」、スイス、フリブール大学、2011年10月20日. 報告⇒UTCPブログ
10.  「ポール・ゴーガン、没後の肖像画の変奏 : 芸術家の表象と受容」、UTCP中期教育プログラム「イメージ研究の再構築、ファイナル・コロキアム」、東京大学駒場キャンパスI、2012年2月29日.


講演会
1. 「ゴーギャン芸術の諸相と受容の歴史」、ゴーギャン展文化講演会 (NHKと地方自治体の共催)、江戸川区タワーホール船堀、2009年7月24日 ; 町田市立図書館、7月26日 ; 中野区なかのZEROホール、7月28日 ; 豊島区南大塚ホール、7月29日.
2. 「再考ドガと印象派」、ドガ展文化講演会 (NHKと地方自治体の共催)、江戸川区タワーホール船堀、2010年10月13日 ; 文京シビックホール、11月5日 ; 中央区日本橋公会堂、11月15日.
3. 「フランス近代美術のコレクション形成史 : 名画を求めた情熱のゆくえ」、青山学院女子短期大学、芸術学科講演会、2011年11月30日.
4. 「コレクターで読み解くフランス近代美術 : 各地の印象派コレクションができるまで」、江戸川区立松江図書館講演会、2012年1月29日.


翻訳
1. 『ボルドー美術館展』(展覧会カタログ)の作品解説12点、福岡市美術館ほか、2000年4月、担当箇所、p.35-38、48、56、61、62、65、84、86.
2. アンドレ・シャステル 「絵画のなかの絵画」、『西洋美術研究』、三元社、3号、2000年9月、p.14-32、画中画研究会による共訳.
3. ジャン=リュック・デュフレンヌ 「ミレーをめぐる旅」、『ミレー心の旅 : ノルマンディからバルビゾンまで』(展覧会カタログ)、メルシャン軽井沢美術館、2001年7月、p.7-19.
4. アラン・ケラ=ヴィレジェ 「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲) : ピエール・ロチの翻訳者、称賛者」、『小泉八雲 : 没後百周年記念国際シンポジウム「世界の中のラフカディオ・ハーン」』、東京大学駒場キャンパス、2004年9月25日、p.103-115.
5. 松浦寿輝 「漢字とかな : 日本近代詩歌の造形的作詩法」(原文は仏文)、『国際シンポジウム 詩学の愉しみ』、東京大学駒場キャンパス、2005年11月5日、p.1-10.
6. ベルトラン・ドルレアク 「フランス人としての心得」、『異邦人たちのパリ1900-2005』(展覧会カタログ)、国立新美術館、2007年2月、p.10-15.
7. 小山ブリジット 「ジュディット・ゴーチエ、日本・中国趣味著作集」、『ジャポニスム研究』、ジャポニスム学会、2007年9月、p.100-102.
8. ヴァンサン・ポマレードほか 『コロー、光と追憶の変奏曲』(展覧会カタログ)、9点の作品解説、国立西洋美術館、2008年5月、担当箇所、p.55-58、71-73、123-125、150.
9. バルテルミー・ジョベール 「ドラクロワをめぐる19世紀前半のフランス絵画とアカデミスム」、『フランス美術の19世紀』(展覧会カタログ)、島根県立美術館ほか、2009年3月、p.2-12.
10. フィリップ・ティエボー 「アール・ヌーヴォー期におけるパリの豪華産業」、『オルセー美術館展 : アール・ヌーヴォー : 19世紀末の華麗な技と工芸』(展覧会カタログ)、世田谷美術館ほか、2009年9月、p.10-16 ; 「章解説」、p.26-27、36-37、60-61、121-23、148-149.
11. ステファヌ・ゲガン 「ファン・ゴッホとゴーギャン : ドラクロワの復活の行方」、「ポン=タヴェン派 : 後継者の伝説をめぐって」、『オルセー美術館展2010 : ポスト印象派』(展覧会カタログ)、国立新美術館、2010年5月、p.103-109、129-131.
12. ジュリエット・ウィルソン=バロー 「マネのパリ生活情景 : アトリエからアトリエへ」、『エドゥアール・マネ再考 : 都市の中の芸術家』(高橋明也・三浦篤編)、2011年3月、p. 32-33.
13. キンバリー・A・ジョーンズ 「ワシントン・ナショナル・ギャラリー : フランス近代絵画のコレクション形成史」、『ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 : 印象派・ポスト印象派、奇跡のコレクション』(展覧会カタログ)、国立新美術館ほか、2011年6月、p. 10-23.
14. ドニ・クターニュ 「セザンヌ : パリとプロヴァンス」、『セザンヌ-パリとプロヴァンス』(展覧会カタログ)、国立新美術館、2012年3月、p. 8-11.


学術エッセイ
1. 〔展覧会評〕 「ラファエル・コラン展」、『比較文学研究』、東大比較文学会、80号、2001年10月、p.153-156.
2. 〔研究ノート〕 「シャルル・ブランと画人伝の系譜」、『レゾナンス』、東京大学教養学部フランス語部会、3号、2005年3月、p.133-134.
3. 〔年表〕 「シチューキン・モロゾフと世界の西洋近代絵画コレクション1870-1950」、『プーシキン美術館展』(展覧会カタログ)、東京都美術館ほか、2005年10月、p.184-187、安藤智子氏との共著.
4. 〔書評〕 「西川正也著 『コクトー、1936年の日本を歩く』」、『比較文学研究』、東大比較文学会、86号、2005年11月、p.169-174.
5. 〔傍聴記〕 「陳岡めぐみ氏博士論文審査傍聴記」、『比較文学研究』、東大比較文学会、88号、2006年10月、p.181-186.
6. 〔書評〕 「島田謹也 『ロシアにおける広瀬武夫』」、『比較文学・文化論集』、東京大学比較文学文化研究会、24号、2007年3月、p.2-3.
7. 〔傍聴記〕 「ジャポニスム研究の拡張と再定義のゆくえ シンポジウム傍聴記」、『ジャポニスム研究』、ジャポニスム学会、28号、2008年11月、p.42-43.
8. 〔傍聴記〕 「シンポジウム 日仏美術交流の150年」、『ジャポニスム研究』、ジャポニスム学会、29号、2009年11月、p.18-20.
9. 〔文献紹介〕 「特集『聖俗のあわい』 文献解題19世紀フランス」、『西洋美術研究』、三元社、15号、2009年12月、p.227-229、喜多崎親氏との共著.
10. 〔書評〕 「陳岡めぐみ 『市場のための紙上美術館』」、『比較文学研究』、東大比較文学会、95号、2010年8月、p.159-165.


非常勤講師
1. 法政大学 文学部日本文学科 兼任講師 「美術史(西洋)A・B」 2007年4月~(継続中).
2. 日本女子大学 家政学部通信教育課程スクーリング 非常勤講師 「フランス語」 2007年6月~7月.
3. 日本女子大学 家政学部通信教育課程スクーリング 非常勤講師 「美術の歴史」 2008年6月~2012年3月.
4. 青山学院女子短期大学 非常勤講師 「美術史」 2009年9月~2010年3月.
5. 國學院大學 文学部哲学科 兼任講師 「美学特殊講義2A・2B」 2010年4月~2012年3月.
6. 実践女子大学 文学部美学美術史学科 非常勤講師 「西洋近代美術C・D」 2010年4月~2011年3月、「西洋近代美術A・B」 2011年4月~2012年3月.
7. 日本女子大学 文学部史学科 非常勤講師 「美術の歴史II西洋」 2011年9月~2012年3月.
8. 東京理科大学 理学部第一部 非常勤講師 「芸術2」 2011年9月~2012年3月.


その他の教育活動
1. 早稲田大学 オープンカレッジ 「感性の射程への問い」、2005年6月22日.
2. 中央大学 クレセント・アカデミー 「もうひとつのヨーロッパ : 美術と歴史のまん中と周縁」 2008年7月19日、2009年10月3日、2010年12月11日.
3. 国分寺市もとまち公民館 文化講座「印象派の絵画の魅力を探る」 2012年1月19日、1月26日.


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