Members / メンバー紹介

 
筒井史緒
Name:

筒井史緒 (Fumio TSUTSUI)

Fields:宗教学(ウェルビーイング・アート・「水曜どうでしょう」)
Category:
研究協力者
 
所属/職位:

帝京大学専任講師

主要業績
- 論文:

1997年~2007年 ウィリアム・ジェイムズの思想を専門研究。
2007年博士論文「ウィリアム・ジェイムズの思想 ――経験と超過の狭間で ――」他、学会誌への論文寄稿や学会発表などを行う。

主要業績
- その他:

〈学歴〉
1999年3月 京都大学文学部思想文化学科宗教学専修卒業
2001年3月 京都大学大学院文学研究科思想文化学宗教学専修 博士前期課程卒業
2004年3月 京都大学大学院文学研究科思想文化学宗教学専修 博士後期課程短期取得退学
2007年2月 博士(文学)取得 京都大学大学院研究科思想文化学宗教学専修

〈職歴〉
2004年~2007年 関西外国語大学非常勤講師
2007年~現在 帝京大学専任講師(八王子キャンパス共通教育センター)

2007年、専門的な文献研究を離れて、より普遍的で実効性のある「人間の本質と幸福」についての実践研究に移行。人が幸福に本質を生きるためにはどうすればよいか、学問の範疇では探求しきれない領域まで視野に入れ、言葉や頭だけの哲学ではなく、人を存在の奥底から生かし養うための「ほんとうに人生を変える」生きた哲学をめざす。
アート、ハワイの精神性、現代のスピリチュアル文化、TV番組「水曜どうでしょう」などを研究対象とし、実践、思索、参与観察を多数重ねる。

2001年、声の表現を開始。宗教的営為に根をもつ芸術のシャーマニックな側面や、音がもつ根源的なコミュニケーションの力などについて、実践を通して思索を深める。
2001年からはジャズヴォーカリストとして、2010年ごろからはコンテンポラリーなボイスパフォーマーとして、声の表現を行いながら、声や音楽の可能性を探求。
コンテンポラリーダンスと声のユニットchiakilliisの声担当として、原宿vacantなどでパフォーマンス上演。
また2013年より、音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」に参加。「わを」(BankART1029)、「春の祭典」(東京芸術劇場)、「Music in the Universe」(サントリーホール)など、多数の公演やワークショップに出演。

2013年、北海道テレビ制作のバラエティ番組「水曜どうでしょう」の宗教学的研究を開始。以来、帝京大学にて毎週水曜日開講中の宗教学講義として提供中。
帝京大学学園祭「青舎祭」にて、過去5回にわたり、藤村忠寿・嬉野雅道ディレクターとともに鼎談を開催(今後も実施予定)。

2014年~2019年、フラ・ハラウ「KILOHANA JAPAN」に所属。
ハワイ文化を実践を通じて学びながら、フラダンサーとして研鑽を積む。2017年、コンペティション「フラ・オニエ」にてカヒコ(古代フラ)部門団体優勝、およびアウアナ(現代フラ)部門団体2位。その他、伝統あるオアフ島ハワイ・シアターへの出演をはじめ、多くの舞台を経験。2019年怪我のため引退。

2020年、ヨガRYT200のティーチャートレーニングに参加。200時間にわたりヨガ指導者のためのトレーニング受講。身体の学びを深め、身体と精神、身体技法と哲学の関係性について、より実践的な視座を得る。

2023年より、イラストを描き始める。声の表現に加え、芸術がもつ力の探求を立体的に深化させる。

2024年5月、東京大学駒場キャンパスUTCPにて【幸福知のためのアート・ワークショップ・シリーズ standART beyond】をスタート。企画とホストをつとめる。また、イラストレーターとして当シリーズのメインビジュアルも担当。
アートという「言葉にならない領域に根ざす営み」を手掛かりにしながら、真のウェルビーイングを生きるための豊かな知性を育むシリーズである。生きた幸福を実現するには、ロジカルな知を鍛えるだけでは足りない。言語化できない感性や感覚に根ざした直観的な知を養い、取り戻す必要がある。生命の感覚ともいうべき「直観知」を「知のスタンダード」に統合してゆくことで、より本質的で有機的な知の姿を探求している。

2024年9月、ヒーリングのトレーニングを修了。ヒーラーとして活動開始。「目に見えないもの」をどこまで「あやしくない」状態で担保しつつ、生命の豊かさと人間の本質を引き出すことができるか、みずから実践し深め続けている。

〈所属学会など〉
変人學会(発起人)
変人學会刊行『Hen‗Zine』編集委員


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