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Title:

医療×人文社会コロキウム:医療を哲学する  第2回 生死と苦痛にどう向き合うか——仏教と緩和ケアの交差から

要登録
Date:
2026年3月13日(金)10:30-12:30
Place:
@オンライン(Zoom)

医療×人文社会コロキウム:医療を哲学する
 「病」「健康」「治療」「老い」「生命」「死」といった医療の対象となる事柄は、人間の生の根本事象として私たちにとって最も身近であるにもかかわらず、哲学的に十分に検討されてきたとは必ずしも言えません。
 本企画では、医療と人文社会系分野を行き来しつつ学際的に研究・活動されている先生方にお話を伺い、医療の現場のリアリティと人文的なまなざしが交差する中で、哲学を足場として医療とは何かを再考していきます。
 特に、古代から続く人と人との根本的な関わり、人間の実存的な営みという側面から医療実践を捉え直しつつ、そこに抜き差しならない仕方で現れてくる個別的かつ普遍的な人間の生──ひいては私たち自身の生について考えを巡らせながら、自由に対話する場を作っていければと考えています。


第二回 生死と苦痛にどう向き合うか——仏教と緩和ケアの交差から

日時:2026年3月13日(金)10:30-12:30
場所:Zoom
登録:こちらのZoomリンクからご登録ください。

第二回では、緩和ケアに携わられている真言宗の僧侶である村上泰教氏にお話を伺います。
僧侶として活動される中で、医療現場に関わるようになった経緯や、臨床宗教師/仏教師としての役割、これまで取り組まれてきた実践・研究、現行の緩和ケアや看取りに対する問題意識について伺います。
さらに、臨床宗教家としての活動を通じて、ご自身の死生観や思想にどのような変化が生じてきたのか、加えて仏教と医療・福祉等との連携や地域社会への貢献に関する今後の展望欧米におけるキリスト教的背景を持つ緩和ケアとの相違点、真言宗の思想的背景(例:唯識思想など)が実践に与えうる影響についても伺いながら、「苦痛とどう向き合うか」「人を看取るとは何か」を参加者のみなさんと共に考えられればと思います。


登壇者:
村上泰教(むらかみたいきょう)先生
弘元寺 住職
石鎚山真言宗 教学部長
総合地球環境学研究所 客員准教授
随心院流小野講伝所 研究員
NPO法人 きもの縁ブレイス 副代表理事

真言宗の規定修行を19歳で終え、平安・鎌倉期の密教、貴族社会と仏教文化を研究、修士号修得。
臨床仏教師の第1期生として資格修得の後、2016年より福山市内の病院で傾聴ボランティアを始める。現在、臨床宗教家(チャプレン)として活動。福山在宅(医療)どうしよう会の世話人として地域の医療者と宗教者をつなげる活動(i&i)を行う。
弘元寺での相談件数は約2万件。相談寺の伝統を継承し、全国からさまざまな相談者が訪れる。
七日にかけて不眠不休、断食して護摩を焚き続ける不断七日間護摩や、焼八千枚護摩などの修行を成満する。
僧侶、修験道(山伏)の弟子は70名、外国人にも門を開き、伝統的な真言宗と修験道を教授している。宗教・信仰、医療、死生観、文化、哲学、自然環境はすべて”人のいとなみ”の中にあるとの立場から研究活動を進めようとしている。


主催:東京大学 総合文化研究科・教養学部 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
企画運営:中川萌子(UTCP特任研究員。哲学Ph.D.、医学部学士編入生。)


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