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Title: | ワークショップ「子どもを育てるってなんだろう ――男性と育児のかかわりを哲学する」要登録 |
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Date: | 2025年3月9日(日)14:00- |
Place: | 東京大学駒場Ⅰキャンパス 21KOMCEE West 402 |
ワークショップ「子どもを育てるってなんだろう ――男性と育児のかかわりを哲学する」
流行語大賞に「イクメン」という言葉が現れて15年が経とうとしています。女性だけでなく男性も育児に積極的に取り組むべきだと言われて久しくなりますが、統計を見れば父親の育児参加はなかなか進んでいないのが現状です。
男性による育児に関して「男性を取り巻く社会環境」という観点から、男性の育休取得率の向上や、長期労働の改善が進められています。しかし、本ワークショップで考えてみたいのは「育児そのもの」と父親の関係についてです。
育児に関わろうとする限り、子供との向き合い方で悩まないことはありません。子供にどのような声をかけるのか。どこまで見守り、何を注意をするのか。そんな中で父親(もしくは母親)の役割をどう考えればよいのか。このような疑問は、そもそも育児とはどのようなものなのかという理解を抜きに考えることはできません。育児とは何か、という原点に立ち返ってこれらの疑問について考えてみたいと思います。
ワークショップの前半では、育児・保育の哲学を研究されている久保健太先生から講演していただき、後半ではワークショップ参加者全員を巻き込んで、育児に関して自由に意見を出し合う哲学対話を行いたいと思います。
子育てに関わる男性の方だけでなく、育児に関心を持つ全ての方々の参加を歓迎します。お子様とご一緒に参加いただけます。
日時:2025年3月9日14時~16時
会場:東京大学駒場Ⅰキャンパス 21KOMCEE West 402
申込みはこちら→ https://forms.gle/dmNZKfRU25iLDbvd8
※申し込み多数の場合、事前に参加を締め切る場合がございます。
司会 李太喜(UTCP特任研究員・哲学)
ゲスト講師 久保健太(大妻女子大学専任講師・保育の哲学)
著作:『生命と学びの哲学:育児と保育・教育をつなぐ』(北大路書房, 2024年)
『子どもの遊びを考える:「いいこと思いついた!」から見えてくること』(北大路書房, 2023年)など多数。
【主催】
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学講座