![]() |
Title: | ワークショップ「人新世におけるラテンアメリカおよびカリブ海地域の哲学研究」 |
||
---|---|---|---|---|
Date: | 2025年3月25日火曜日 13:00-18:00 |
Place: | 東京大学駒場第一キャンパス 5号館1階 515号室 |
国際ワークショップ
「人新世におけるラテンアメリカおよびカリブ海地域の哲学研究」
"Engaging Philosophies in/from Latin America and the Caribbean in the Anthropocene"
UTCP主催・EAA共催でラテンアメリカ、カリブ海地域の思想・哲学研究についてのワークショップが開催されます。本企画は普段、英語で日本哲学研究に関する講演会を運営しているJapanese Philosophy Networkの運営者により企画立案されました。本ワークショップの狙いは、「哲学とは西洋・北米のもの」といった考え方にも関係する、無意識な他者の周縁化を反省する思想について、主にラテンアメリカとカリブ海地域についての、およびそこから発展する思想・哲学議論について研究を進めていくためのワークショップです。ワークショップの言語は英語、また出発地点として挙げられているのはラテンアメリカやカリブ海地域の思想・哲学ですが、「他者」概念のほか「人種」や「辺境」に関して起こる問題は、日本国内においても多種多様な場面で見られます。広く、無意識な他性の周縁化に関する議論に興味のある方はぜひいらしてください。事前登録は不要です。
日時: 2025年3月25日(火)13:00-18:00
場所: 東京大学駒場第一キャンパス5号館1階515号室
言語: 英語
プログラム:
13:00 オープニングトーク: Dennis Stromback (GlobE, U-Tokyo)
13:10 Orlando Valladares Fernandez (Dartmouth College): “Grounding the ‘Periphery’: A comparative analysis of Dussel and Nishitani’s characterization of European Philosophy"
13:45 桑山裕喜子 (UTCP): “The Violence of Conceptions? Elsa Dorlin's Regard on the Term of 'Race' from Caribbean Plantocracy”
14:20 休憩
14:30 中野裕考(お茶の水女子大): “What can we learn from a comparative study of Latin American and Japanese philosophy?”
15: 05 張政遠 (EAA) : "Terruño and the Crisis of Desterramiento"
15:40 休憩
16:00 Fernando Wirtz (京都大学): "Estar, Death and Animality in Gamaliel Churata"
16:35 Dennis Stroback: "The Other in Dussel’s Approach to Exteriority"
17:10 総合討論 (〜18:00)
企画運営: Dennis Stromback (GlobE), 張遠政(EAA)、桑山裕喜子 (UTCP)
主催: 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
共催: 東京大学東アジア藝文書院(EAA)