Title: | ワークショップ「日本のサブカルチャーはダイバーシティに耐えるか」終了しました |
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Date: | 2017年3月7日(火) 18:00-21:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 |
ワークショップ「日本のサブカルチャーはダイバーシティに耐えるか」
今日の漫画・アニメ等の日本のサブカルチャーにおいては、しばしばクィア的・攪乱的側面を持ったコンテンツが生まれる一方で、政治的正しさに関する危うさ・ナイーブさが指摘され、論争を呼ぶこともある。そのような状況に際して、政治的正しさに対する意識の欠如をごく単純に糾弾することも、逆にその自由さを手放しで讃えることも、あるいは「良い/悪いコンテンツ」を截然と区切ろうとすることも、いずれも困難であろう。また、コンテンツの政治性をめぐる衝突に関しては、今日のインターネット・SNS環境におけるコミュニケーションの複雑さをも考慮に入れる必要がある。本WSでは『ユーリ!!! on ICE』、『ラブライブ!』、『Axis Powers ヘタリア』、『サムライチャンプルー』といった具体例をめぐり、日本のサブカルチャーの、diverseであるともないとも単純に言いがたい状況をどう捉えるべきかについて考えたい。
話題提供(※五十音順)
川村覚文(東大UTCP)
田中東子(大妻女子大学)
筒井晴香(東大UTCP)
ディスカッサント
隠岐さや香(名古屋大学)
司会
筒井晴香
使用言語:日本語|入場無料|事前登録不要
主催:東京大学大学院総合文化研究科附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 上廣共生哲学寄附研究部門