Title: | 哲学ドラマワークショップ「ふたつのつばさ」公開稽古+哲学対話要登録 終了しました |
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Date: | 2016年12月4日(日)13:00-17:00 |
Place: | 東京大学駒場Iキャンパス 駒場コミュニケーション・プラザ北館3F 身体運動実習室1 |
UTCP Philosophy for Everyone + company ma
哲学ドラマワークショップ
「ふたつのつばさ」公開稽古+哲学対話
日時:2016年12月4日(日)13:00-17:00
場所:東京大学駒場Iキャンパス 駒場コミュニケーション・プラザ北館3F 身体運動実習室1
■使用言語:日本語|参加費無料|要事前登録|定員:就学年齢以上30名(未就学児については別記参照)
■どんなワークショップ?
12月10、11日に川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場にて上演されるcompany maの子どもと大人が一緒に芝居を観るシリーズ公演作品「ふたつのつばさ」の稽古を見て、作品について哲学しようという試みです。作品はアメリカの新進気鋭の児童劇作家、アン・ネグリが描く鳥の家族の物語を通して、「家族とは何か」「人と異なるとはどういうことか」を観客に問いかけるものです。稽古を見て、作品を読み解き、深く考える問いを立て、それらについて哲学をする、つまり語り合うワークショップです。また稽古の過程を体験していただくために少し体も動かします。
■企画:哲学ドラマ・コレクティブ(松山侑生、水谷みつる、大谷賢治郎)
■ファシリテーター:大谷賢治郎
■哲学対話ファシリテーター:水谷みつる
■出演:庄崎真知子、土井真波(以上劇団銅鑼) 大谷恵理子、原田亮、森山蓉子(以上company ma)
■コーディネーター:梶谷真司
■事前登録
こちらの申し込みフォームより、お申し込みください。先着順で定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
■お子さま連れの参加について
・未就学児を含むお子さま連れのご参加を歓迎いたします。ただし、ワークショップは就学年齢以上あるいはそれに準ずる言語能力をもつ児童を対象としております。その旨、ご了承ください。
・託児、オムツ替えの施設はありません。一般用トイレをご利用ください。
■服装・持ち物
・動きやすい格好でお越しください。
・会場の床はフローリングになります。靴を脱いで床に座りますので、靴下等をご持参ください。
・当日は日曜日のため、購買部は開いておりません。お水等の飲み物をご持参ください。また、会場では、蓋のついたお飲み物以外の飲食はご遠慮ください。
・筆記用具をご持参ください。
■「哲学ドラマ」とは?
「哲学ドラマ」は、「当事者研究」と「哲学対話」を演劇によって橋渡しし、身体性に根差した思考と対話の空間を拓くことを目指した試みです。
2001年にべてるの家で始まった「当事者研究」は、仲間と対話しながら、自らの苦労のメカニズムを「自分自身で、ともに」に探究し、人とのつながりを取り戻していく試みです。これは、「自分」を「哲学」することに通じます。
一方、「哲学対話」は、他者との対話を通じて問いを探求する実践で、その過程では三つのC(コミュニティ、クリティカルシンキング、ケアリング)が育まれます。それは、自分で自分の問いに一人で向き合うことが許される場としても利用され得ます。現在では学校やカフェなどさまざまな場所で行なわれています。
この二つを演劇によってつないだ「哲学ドラマ」では、架空であると同時に私たちの生きる世界のモデルでもあるような状況を、安全に、かつ身体的に体験することにより、日常ではなかなかできないような仕方で、自らの感情、思考、経験に触れることを目指しています。そして、ともに生きる当事者同士として語り合い、私について、あなたについて、世界について、探究を深めていきます。
■company ma(劇団「間」)について
演出家・大谷賢治郎を中心に2014年結成。ノンバーバル(言葉を使わない演劇)、フィジカルシアター(身体表現による演劇)、児童演劇、そして大人のための演劇を行なう多様な演劇集団を目指す。活動の場を日本のみならず、世界各国に広げることを志している。また、子どものための演劇ワークショップ、哲学ドラマワークショップなどを行なう。NPO法人KAWASAKIアーツと提携。川崎・新百合ヶ丘に活動の拠点を置く。
■ワークショップに関するお問い合わせ:philodrama[at mark]outlook.jp
■company ma ウェブサイト:http://company-ma.com
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門 L3「Philosophy for Everyone(哲学をすべての人のために)」