Title: | 哲学ドラマワークショップ「言葉のカラダ、身体のコトバ」要登録 終了しました |
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Date: | 2016年2月27日(土)13:00-17:00 |
Place: | 東京大学駒場Iキャンパス 駒場コミュニケーション・プラザ北館3F 身体運動実習室1 |
UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画
哲学ドラマワークショップ「言葉のカラダ、身体のコトバ」
日時:2016年2月27日(土)13:00-17:00
場所:東京大学駒場Iキャンパス コミュニケーション・プラザ北館3F 身体運動実習室1
使用言語:日本語|参加費無料|要事前登録|定員30名
言葉にはカラダがあり、身体にはコトバがある。そう聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか? 言葉は重さをもち、運動する? 身体は意味を語り、対話する? 今回の哲学ドラマワークショップでは、言葉と身体の繊細で複雑な関係に焦点を当て、皆さんと一緒に体験を通して考えていきます。
次々といろいろなことが起きる日常では、言葉と身体の関係を強く意識する時も、まったく意識しない時もあるでしょう。もしかしたら、それほどは意識せずに、なんとなく連動させて、話したり、聞いたりしている時も多いかもしれません。
でも、言葉も身体も限られた仕方でしか使えない状況に置かれたら、どうでしょう? 言葉の働き、身体の働きそれぞれにより敏感になり、二つのつながりについても、これまで以上に自覚的になるのではないでしょうか。他者とのコミュニケーションのあり方についても、改めて振り返ることになるでしょう。
本ワークショップで試みるのは、そうした言葉と身体をめぐる実験です。ただ歩くというシンプルなことから始めて、ゆっくりと少しずつワークを積み重ね、一人ひとりのなかに、あるいはあいだに、起こることを丁寧に探っていきます。そして、対話を通じてお互いの発見をシェアし、カラダをもつ言葉と、コトバをもつ身体が、私とあなたの出会いにおいてどのようにかかわりあっているのかについて、協働して探究を深めていきます。
■企画/進行:哲学ドラマ・コレクティブ(松山侑生、水谷みつる、大谷賢治郎)
■出演:古舘一也(company ma)
■コーディネーター:石原孝二、梶谷真司
■事前登録
こちらの申し込みフォームより、お申し込みください。先着順で定員に達し次第、申し込みを締め切ります。
■服装・持ち物
・身体を動かすワークを多く予定しています。運動しやすい服装でお越しください。汗をかく可能性がありますので、ハンドタオル等をご持参のうえ、カーディガンやパーカー等の温度の調節が可能な服装でお越しいただくことをお勧めします。
・付設のシャワールームを更衣室として使用できます。
・会場の床はフローリングになります。靴を脱いで床に座りますので、靴下等をご持参ください。
・お水等の飲み物をご持参ください。生協購買部で購入することも可能ですが、大学の休暇期間中のため11時から15時までの営業になりますので、ご留意ください。また、会場では、蓋のついたお飲み物以外の飲食はできません。
■ワークショップに関するお問い合わせ:philodrama[at mark]outlook.jp
■「哲学ドラマ」とは?
「哲学ドラマ」は、「当事者研究」と「哲学対話」を演劇によって橋渡しし、身体性に根差した思考と対話の空間を拓くことを目指した試みです。
2001年にべてるの家で始まった「当事者研究」は、仲間と対話しながら、自らの苦労のメカニズムを「自分自身で、ともに」に探究し、人とのつながりを取り戻していく試みです。これは、「自分」を「哲学」することに通じます。
一方、「哲学対話」は、他者との対話を通じて問いを探求する実践で、その過程では三つのC(コミュニティ、クリティカルシンキング、ケアリング)が育まれます。それは、自分で自分の問いに一人で向き合うことが許される場としても利用され得ます。現在では学校やカフェなどさまざまな場所で行なわれています。
この二つを演劇によってつないだ「哲学ドラマ」では、架空であると同時に私たちの生きる世界のモデルでもあるような状況を、安全に、かつ身体的に体験することにより、日常ではなかなかできないような仕方で、自らの感情、思考、経験に触れることを目指しています。そして、ともに生きる当事者同士として語り合い、私について、あなたについて、世界について、探究を深めていきます。
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門 L2「共生のための障害の哲学」、L3「Philosophy for Everyone(哲学をすべての人に)」