Title: | 芸術と日常性:同時代へのアプローチ終了しました |
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Date: | 2015年10月16日(金)10:00-13:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム4 |
第2回日仏共同セミナー「芸術と日常性:同時代へのアプローチ」
エリーズ・ドムナック(リヨン高等師範学校・准教授)「福島の核災害を題材にした日本のフィクションに見られる日常への懐疑的な脅威」
アントワーヌ・リゴー(リヨン高等師範学校・修士課程)「ポール・グリモーから宮崎駿までに見られる日常的なものの詩情:日常を変容するものとしてのアニメーション」
クレマン・デュマ(リヨン高等師範学校・修士課程)「日常の上演:小津安二郎『晩春』と侯孝賢『ミレニアム・マンボ』の交差する眼差し」
シャルロット・デュラン(リヨン高等師範学校・修士課程)「土方巽と岡田利規:核の演劇、広島から福島へ」
概要: 2014年9月リヨン高等師範学校でのセミナーから始まった日仏共同研究「芸術と日常性」の第3弾。第2弾は2015年9月25日、昨年度に引き続きリヨン高等師範学校にて開催される予定である。芸術における「日常」の表象分析を通じて、「日常」がもつ歴史性、政治性、創造性などを検討する本研究は、リヨン高等師範学校・准教授で哲学・映画分析を専門とするエリーズ・ドムナック氏と、フランス文学を専門とする東京大学人文社会系研究科の塚本昌則教授、ならびに総合文化研究科所属で現代フランス文芸を専門とする桑田光平によって組織されたものであるが、「日常」という大きなテーマをめぐって、日仏の若い研究者同士の学術交流の場としても機能することが期待される。今回のワークショップでは、リヨン師範学校の芸術学を専攻する学生が発表を行う。
日程:2015年10月16日(金)10:00~13:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム4
使用言語:フランス語|入場無料|事前登録不要
主催:東京大学大学院総合文化研究科附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 上廣共生哲学寄附研究部門