Title: | 森山明子講演会「生命のかたち――中川幸夫の天地創造」終了しました |
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Date: | 2014年10月28日(火) 16:30-18:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム4 |
中川幸夫は1918年、香川県に生まれた。いけ花を造型の芸術としての探求から、最後には生命の芸術にまでに昇華しようと試みた芸術家である。既存の概念にとらわれない中川の作品は、カルティエ現代美術館館長のエルベ・シャンデスに、「中川幸夫は過去四十年間の日本のアーティストのなかで最も重要な人物のひとりである。いけ花の伝統の中から始まった彼の作品は、世界の現代アートの前衛といえる」と言わしめた。
長年、中川幸夫の作品を研究してきた森山明子氏が、いけ花によって造型の最前線を疾駆した中川芸術の根源にせまる。
使用言語:日本語|入場無料|事前登録不要
主催:東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム 多文化共生・統合人間学プログラム(IHS)教育プロジェクト1「生命のかたち」
共催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)
森山明子(Moriyama Akiko)プロフィール
武蔵野美術大学教授。『日経デザイン』の創刊にかかわり、'93-'98年編集長。ジャーナリズムの手法で造形作家の評伝を執筆・発刊。アートとデザイン関連の書籍の監修・編集・執筆、新聞・雑誌への寄稿、デザインイベントのパネリストやコーディネーター等を務める。主な著書に、『魔の山 中川幸夫作品集』編集及び年譜(求龍堂)、『まっしぐらの花――中川幸夫』(美術出版社)、『石元泰博――写真という思考』(武蔵野美術大学出版局)、「デザイン・ジャーナリズム新聞」(私家版)がある。