Title: | 立憲デモクラシーの危機と東アジアの思想文化終了しました |
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Date: | 2014年9月21日(日)14:00-17:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館ホール |
立憲デモクラシーの危機と東アジアの思想文化
今日我々は、立憲デモクラシーの危機について、考えねばならない時代状況にあるといえよう。戦後憲法が制定されて七十年を迎えようとしている今、政権の権力によってねじ伏せられることのない、民主主義や立憲主義といった政治的・法的理念、そしてこれらの理念を支える人権あるいは正義などといった諸概念を、本当に確立し我々のものとする必要がある。そのためには、一方で憲法学や政治学などの社会科学的な知見と、もう一方での宗教学や哲学などの人文学的な知見—−とりわけ東アジア地域に住む我々としてはその地域に見られる非均質的で土着的な思想文化——との間での対話が今まさに求められていると思われる。本イベントは、このような対話を促進し、危機に対処する批判的な運動を構築するための一つのステップとして、企画するものである
登壇者:
樋口陽一(憲法学者)
島薗進(上智大学)
國分功一郎(高崎経済大学)
モデレーター:
松平徳仁(神奈川大学)
川村覚文(東京大学UTCP)
日時:2014年9月21日 日曜日 14時—17時
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
使用言語:日本語|入場無料|事前登録不要
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学寄付研究部門 S6「東アジア境界線上の思想」プロジェクト