Title: | 人間を、とろう―こまば夏の写真教室―要登録 終了しました |
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Date: | 2014年8月28日(木) 10:30-12:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階オープンスペース |
人間を、とろう―こまば夏の写真教室―
知は身体に依存する。もし「標準の身体」(たとえば男性や健常者)に偏る知の現状に対する批判を顧み、その変革を目指すのならば、「周辺の身体」(たとえば女性や障がい者)に存在する知に、表象の手だてを提供することから、はじめてみなければならないのではないか。
この企画では「言葉」すらも「標準の身体」に依拠している、という困難を回避するために、「言葉とは異質の系に属しているし,世界をつかむ方法が違っている」(多木 2003, 92)写真を手だてとして「世界をつかむ」ことを体験する。
講師:江連麻紀(写真家)
1980年生まれ。徳島県出身、神奈川県在住。2010年東京写真学園卒業。2010年よりフリーカメラマンとして活動。ポートレイトを中心に年間350組の家族を撮影。お産と福祉の現場にも関心を寄せる。現在、朝日新聞出版の育児誌『AERA with Baby』巻頭フォトエッセイ連載中。
特別協力/コーディネーター:水戸川真由美(ダウン症のある高校生の息子の母)
日時:2014年8月28日(木)10:30~12:30
定員:10名(障がいのある中・高校生を優先させて頂きます。)
注意事項:本企画で撮影した写真は、撮影者ご本人で使用される他、撮影者・被撮影者の事前の了解を得た上で企画報告、学術報告に使用させて頂く場合があります。
内容
1. 自己紹介
2. まずは撮ってみる 15分
3. 撮ったものをみてみる 15分
・簡単な、カメラのしくみ
・講評
4. もう一度撮ってみる 30分
5. 講評 45分
持ち物
・デジタルカメラ(お貸しできるカメラがございます。数に限りがありますので必要な方はお早めにご連絡下さい。)
・終了後お昼を食べる時間があります。こちらにも参加される場合は、お弁当、お飲物をご持参下さい。
企画・連絡先:渡部麻衣子(東京大学大学院総合文化研究科・IHS特任助教)
wtnbmk[at]ihs.c.u-tokyo.ac.jp([at]のところを@に変えてください。)
使用言語:日本語|入場無料|要事前登録(定員10名)
主催:東京大学大学院総合文化研究科附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP) 上廣共生哲学寄附研究部門 L2プロジェクト「共生のための障害の哲学」