Title: | 国際シンポジウム「人文アジア――冷戦構造下の文と芸に対する再認識」終了しました |
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Date: | 2014年3月7日(土)・8日(日) |
Place: | 華東師範大学閔行キャンパス |
人文アジア――冷戦構造下の文と芸に対する再認識
主催:華東師範大学思勉人文高等研究院 東京大学総合文化研究科
共催:華東師範大学批評理論研究センター 東京大学批評理論研究センター
2014年3月7日〜8日
華東師範大学閔行キャンパス 人文楼5303
Day 1
8:50-9:00 オープニングセレモニー
司会者:倪文尖 教授(Ni Wenjian, 華東師範大学)
羅崗 教授(Luo Ggang, 華東師範大学)
石井剛 准教授(東京大学)
第一セッション :9:00-10:30
司会者:那希芳
コメンテーター:黄鋭杰、川村覚文
神戸 和歌子(UTCP研究助手):Why Do Children Write?: A Study of Life Essay Education in Japan
王宇平(Wang Yuping, 上海交通大学):「新中国文芸」の海外における空間:冷戦構造下の香港左派映画の試論――香港左派映画『阿Q正伝』を中心に
10:30-10:45 コーヒーブレーク
第二セッション:10:45-12:15
司会者:李静
コメンテーター:杉谷幸太 、王宇平 、劉佳
黄蕾(Huang Lei, 華東師範大学):「江南道路」と「真実性」原則の确立――『春蚕』を読み直して
星野 太(東京大学助教):Aesthetics and Politics in Jean-François Lyotard: Avant-garde, Capitalism and the Sublime
陳琦(Chen Qi, 華東師範大学):中国スパイ映画の命名沿革を論じる
12:30-13:30 昼食
第三セッション:14:00-15:30
司会者:王宇平
コメンテーター:井出健太郎 、林凌 、王琼
黄鋭杰(Huang Ruijie, 北京大学):郷土世界の「国家」イメージ――偽満洲国と梁山丁の『緑の谷』
馬場 智一(CPAG研究員):The Paths to the Universal: Imamichi and Levinas in 1957 at Tioumliline
杉谷 幸太(UTCP研究助手):Takeuchi Yoshimi on War Responsibility
15:30-15:45 コーヒーブレーク
第四セッション:15:45-17:35
司会者:川村覚文
コメンテーター:神戸和歌子、李静、黄鋭杰
那希芳(UTCP研究助手):戦後民主主義における「自由民権運動」の検討について
王琼(Wang Qiong, 同済大学):「傷痕文学」思潮にみる現代国家の主体的再建およびその限度
林凌(Lin Ling, 復旦大学):叙情の「史詩」としての完成――現実主義作家汪曾祺
18:00 夕食
Day 2
第五セッション:8:30-10:00
司会者:杉谷幸太
コメンテーター:井出健太郎、那希芳、王大可
川村 覚文(UTCP研究員):Between Kyoto School and Marxism: A Consideration of the Trajectory of Yanagida Kenjūrō
李静(Li Jing, 華東師範大学):「技術革新」の可能性と不可能性――新中国における労働者階級の形成及び衰退
李芸(Li Yi, 華東師範大学):「社会主義都市」としての「上海」と空間の再生産
10:00-10:15 コーヒーブレーク
第六セッション:10:15-11:45
司会者:陳琦
コメンテーター:黄蕾、馬場智一、李芸
井出 健太郎(UTCP研究助手):Poetic of History: The Question of “Historicity” in Wartime and Postwar Japanese Literary Criticism
王大可(Wang Dake, 華東師範大学):歴史における郷村と個人――『創業史』を読み直す
劉佳(Liu Jia, 華東師範大学):歴史の「終結」した処の絶響――『涂自強の個人奮闘』について
11:45 総合討論および閉会式
12:30 送別昼食会