Title: | 「共生のための障害の哲学」第1回研究会終了しました |
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Date: | 2012年6月26日(火)11:00-12:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム4 |
「共生のための障害の哲学」第1回研究会
講演者:稲原美苗(UTCP 上廣特任研究員)
タイトル:「障害とアブジェクシオン」
使用言語:日本語|入場無料|事前登録不要
発表者は障害者と健常者の区別がなされる過程について考察し、これらの区別の決定要因を検討してきた。健常と障害の間の境界線は簡単に定められない。アブジェクトは主体でもなく客体でもなく、主体と客体の中間に存在し、常に流動的で把握し難い状態のことを示す。この概念を障害の問題に応用し、障害者と健常者が共存できる社会を作るにはどのようにすれば良いのか理論的に考察する。
UTCP上廣共生哲学寄付研究部門「共生のための障害の哲学」プロジェクト