Title: | 【関連イベント】21_21 DESIGN SIGHTトーク「文字となって羽ばたく——東アジアの伝統から」要登録 終了しました |
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Date: | 2012年2月18日(土)14:00-15:30 |
Place: | 21_21 DESIGN SIGHT1階 [アクセス] |
「アーヴィング・ペンと三宅一生」展 関連プログラム
表象文化論を専門とする小林康夫は、衣服を身につけることが、言語活動同様に人間にとって根源的であると捉えますが、80年代はじめに三宅一生の衣服に出会って以来、その創造の基に最も原初的かつ感覚的な自由を見ています。本トークでは、出展作品のうち、三宅の衣服をアーヴィング・ペンが撮影し、田中一光がデザイン・タイポグラフィを担当したポスターからインスピレーションを得て、古代中国の文字とその思想を研究する中島隆博、土屋昌明とともに、〈形〉という問題を〈文字〉との関連で語り合います。思いがけない出会いへの入口が開かれることでしょう。
「今回のすばらしい展覧会を見させていただきながら、わたしの心に浮かび上がったのが〈文字〉という言葉でした。〈文字〉が鳥のように空をとんでいくイメージです。稲妻のようなこのインスピレーションをおっかけてみたいと思いました。そのために、中国の古代の〈文字〉とその思想に通じている二人の友人を招いて、その方々とともに、服と写真の不思議な出会いにもうひとつの出会いの次元を付け加えることができないか、と思ったのです。成功しないかもしれません。でも、そのような冒険を行うことを誘っている展覧会ではないでしょうか。現代のもっともすぐれたデザインを前にして、はたしてもっとも古い古代の時間が還ってくるでしょうか?そんな試みです。」(小林康夫)
参加費:
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約受付:
受付中、定員に達し次第終了
定員:
120名(着席/先着)