Title: | UTCPワークショップ「海賊と国際秩序──『現代思想』2011年7月号を読む」終了しました |
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Date: | 2011年8月2日(火)16:00-18:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 |
発表者:
阿部浩己(神奈川大学)
宮﨑裕助(新潟大学)
矢部史郎
司会・コメンテイター:
星野太(UTCP)
2005 年以降、ソマリア沖で増加の一途をたどる「海賊」の襲撃は、彼ら海賊が遠い過去の存在ではなく、きわめて今日的な存在であることをわれわれに強く印象づけた。さらに近年、インターネット上に偏在する「海賊版」に代表されるような広義の海賊的行為は、われわれにとってますます身近なものとなりつつある。人文学の領域においても、ペンシルヴァニア大学出版局の学術雑誌『Humanity』が今年前半(2011年4月)に「海賊」特集号を刊行するなど、いまや「海賊」は現代の法や政治をめぐる主要なトピックのひとつとして浮上しつつある。そうした動向を踏まえ、先頃刊行された『現代思想』2011年7月号では 「海賊──洋上のユートピア」という本邦初の本格的な海賊特集が組まれた。今回のワークショップでは同誌の執筆者数名が集い、特集全体を振り返りつつ討議を行う。
使用言語:日本語
入場無料・事前登録不要
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