Title: | 「先端科学とヒューマニティーズ」レクチャーシリーズ3関係者限定 終了しました |
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Date: | 2011年6月6日(月)17:30-19:30 |
Place: | 東京大学医学部教育研究棟二階第一セミナー室[地図] |
講演者: 児玉聡(東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻医療倫理学分野・講師)
テーマ:公衆衛生と政治哲学
近年の健康増進活動の推進や社会疫学の知見の蓄積等に伴い、今日の公衆衛生は、従来の衛生状況の改善に留まらない、ライフスタイルや社会制度に対する大胆な介入を提案するに至っている。しかし、科学的知見に裏付けられた公衆衛生活動であっても、それを政策的に実行するさいには、十分な政治哲学的裏付けがなければ、「科学的には望ましいが、政策的には実現不可能」という結果に終わる可能性がある。本報告では、近年の政治哲学の理論を概説し、それがどういう形で公衆衛生とかかわるのかについて論じる。
☆使用言語:日本語
☆入場無料・事前登録不要
☆ただし、東京大学大学院総合文化研究科およびUT-CBEL関係者のみに限定させて頂きます。