Title: | カタストロフィの哲学第3回「伝播する核のイメージ」総合文化研究科関係者のみ 終了しました |
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Date: | 2011年5月23日(月)18:00-19:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3[地図] |
カタストロフィの哲学第3回
「伝播する核のイメージ」
イメージの伝播と記憶の構築:長崎の原爆写真1945-1995年
発表者:土山陽子(早稲田大学・パリ社会科学高等研究院 [EHESS] )写真史・写真論
ディスカッサント:中尾麻伊香(日本学術振興会特別研究員・UTCP共同研究員)科学史・科学論
司会:安永麻里絵(東京大学大学院総合文化研究科・UTCP研究員)近代美術史・美術館展示史
【主催者より】
3.11以降、私たちはカタストロフィのイメージの氾濫に曝された。
そのイメージは、文字通り私たちから言葉を奪うものだった。
とりわけ新聞やテレビで反復された福島第一原子力発電所における事故のイメージは、強烈なインパクトをもって私たちの脳裏に焼き付けられている。その事故はいまだ現在進行中であるが、それゆえにこそ現在は福島原発をめぐるイメージと言説が生成される過程にある。まさにその過程に立ち会う者として、私たちはどのようにそうしたイメージと向きあうことができるのか。
ヒロシマ・ナガサキ、そして核実験、原発事故をめぐるイメージとナラティブの歴史を参照しながら、いくつかの問題を確認し、議論する場を設けたい。
☆使用言語: 日本語
☆入場無料・事前登録不要
☆ただし、東京大学大学院総合文化研究科の関係者のみに参加を限定させていただきます。
→【報告】
ポスターをダウンロード (PDF, 3.72MB)