Title: | UTCPレクチャー「身体を再び取り集めること―ディドロ唯物論の再解釈から」終了しました |
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Date: | 2010年7月16日(金)18:00-19:30 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室 [地図] |
大橋完太郎 (UTCP)
「身体を再び取り集めること―ディドロ唯物論の再解釈から」
使用言語: 日本語
入場無料
事前登録不要
UTCP では所属若手研究者による講演会を順次開催いたします.題して「UTCP 研究員による研究発表+議論シリーズ」です.第4 回目は特任講師の大橋完太郎さんに研究発表をお願いしました.大橋さんの専門は西洋思想史(17-18 世紀フランス思想)・表象文化論.2009 年に博士論文『群れと変容の哲学―ドニ・ディドロにおける唯物論的一元論とその展開』があります.
【発表者より】
今回の発表は、『百科全書』の編集者であると同時にフランスの啓蒙思想家として知られるドニ・ディドロの思考を対象にして、哲学における近代化・合理化に際して哲学史から消去された身体性の内実を明らかにすることを試みます。また、そこから始めて、身体性の消去の帰結である身体の経済化に抗しつつ、所与の身体から発する共同性を構想することがなおも可能だろうかという点も、現代の哲学的文脈に併せて考えてみたいと思っています。
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