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Title:

UTCPワークショップ「乳房はだれのものか」

終了しました
Date:
2009年3月17日(火)17:00-19:00
Place:
東京大学駒場キャンパス101号館2階 研修室 [地図]

発表者:木村朗子×田崎英明×生方智子

司会:内藤まりこ(UTCP)

使用言語: 日本語 入場無料,事前登録不要

乳房はだれのものか。乳房は、母のものか、女のものか。はたまた、他のだれかのものであるのか。乳房の帰属を問うことは、私たちの身体を絡めとる性をめぐる認識を問題化することでもある。性が、私たちが生きることに深く関わるとして、そのことを、生を構成する権力の制度の問題として捉えられないだろうか。本ワークショップは、乳房に投げかけられた問いから開かれる、生きることと権力との関わりを議論する場となるだろう。

【報告】

木村朗子(津田塾大学国際関係学科准教授)
専門は日本古典文学、ジェンダー/セクシュアリティ論。著書に、『恋する物語のホモセクシュアリティ-宮廷社会と権力』(青土社、2008年)、『乳房は誰のものか』(新曜社、2009年)。

田崎英明(立教大学映像身体学科教授)
専門は身体社会論、身体政治論、ジェンダー/セクシュアリティ理論。著書に『夢の労働 労働の夢』(青弓社、1990年)、『ジェンダー/セクシュアリティ』(岩波書店 2000年)、『無能な者たちの共同体』(未來社 2007年)。

生方智子(立正大学文学部専任講師)
専門は近現代文学、ジェンダー/セクシュアリティ論、身体論。著書に、「『ヰタ・セクスアリス』と男色の問題系-ジェンダーとセクシュアリティの結節点に向けて」(『日本文学』第545号、1999年11月)、「谷崎潤一郎『二人の芸術家の話』における〈天才〉の位相」(『国語と国文学』第83巻3号、2006年1月)。「愛を告げる者-萩尾望都の作品における〈鏡〉の機能」(飯田祐子ほか編『少女少年のポリティックス』青弓社、2009年)。

Breasts.gif

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