Title: | UTCP オープニング・シンポジウム「いま、共生の地平を問う」終了しました |
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Date: | 2007年10月21日(日) 13:00~16:00 |
Place: | 東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム1 [地図] |
2002年に創設された21世紀COEプログラム「共生のための国際哲学交流センター(UTCP)」は、「共生」という根本理念のもとに人類の未来を切り開く哲学的な思考を探求し、アジア・北米・西欧の三極の 交流を通じて、実りある学術成果をあげました。
今秋から始動するグローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」では、この成果を発展的に受け継ぎ、イスラーム圏の思想・文化を踏まえたさらに国際的な学術交流を通して、グローバリゼーションという前代未聞の時代における「人間存在の再定義」のための哲学的な共同研究ネットワークの拠点形成を目指します。
今回のオープニング・シンポジウムでは、21世紀の重要な概念となっている「共生」をめぐって、UTCPのメンバーが発表をおこないます。「共生」概念は「異文化共生社会」「多文化共生」など社会的・文化的な観点から、「自然との共生」など自然と人間の関係においてしばしば論じられてきました。今回のシンポジウムでは、21世紀における人文知の可能性や人間存在の再定義を踏まえた上で、「共生」概念の哲学的射程を討議します。
■司会:小林康夫
■発表者:信原幸弘 中島隆博 市野川容孝 山本久美子 西山雄二 早尾貴紀
主催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」
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