破急風光帖

 

★  日日行行(270)

2019.10.31

* 「笑顔、花々/はじけて、咲いて、よろこび/ルース! チャンティ! ユスラ!/きみの名をそっと呼ぶね」....と書いているのは、わたしです。

 見開き2頁の小さなテクスト「いま、きみは笑っている」です。AAR Japan 「難民を助ける会」がその活動の40周年記念として小さな写真集をつくりました。『花々』です。世界の難民の子どもたちの笑顔の写真を収めたものです。会長の柳瀬房子さんから頼まれて、小さなテクストを寄せました。なにを書いたらいいのか?そう自問したとたんに、浮かびあがったのが、この子たちに呼びかける言葉を書くしかない、ということ。二人称で書く。そうしたら、あっと言うまに、40行あまりの「詩」の言葉が流れ出ました。
 この子たちのはじけるような純真な笑顔に「ありがとう」を言う言葉でした。AARが、自分たちの活動する姿を写真にするのではなく、ただ難民の子どもたちの思いっきりの笑顔と言葉をもって写真集をつくった心にとても感動したのです。この子たちみんな、われらが「地球の子」!そういう思いが湧いてきたのでした。
 この写真集、非売品です。難民を助けるための寄付(1000円から)をくださった方にお頒けしているそうです。AAR Japanでサイトを検索してくださいね。
 こちらです。
https://www.aarjapan.gr.jp/about/news/2019/1101_2861.html

 おゆるしを得て、その頁を、参考に、掲げますね。どうぞよろしくお願いいたします。
(この10月は、わたしにとっては不思議な「果実」が実った「秋」でした。嬉しいです)。

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