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【発足】 短期教育プログラム 「エンハンスメントの哲学と倫理」

2008.03.03 └エンハンスメントの哲学と倫理

UTCP短期教育プログラム 「エンハンスメントの哲学と倫理」 が発足しました。

【プログラム要旨】

機能の低下した脳を健康な状態に引き上げることができるとしたら,
もともと健康な脳の機能を標準以上に引き上げることもできるのではないか?

脳神経科学の発達に呼応して,医学,薬学,工学などにおけるその技術的な応用可能性が切り開かれつつある.

集中力や記憶力などの知的能力を高める薬物や,脳とコンピュータとの直接相互作用を可能にするインターフェイス(BMI),神経信号の読み取り技術に基づいたロボットスーツの開発.こうした技術は第一に,障害のある脳の治療を目指す.しかしそれに加えて,第二の目標として,人間の能力の拡張
や増強,つまり,エンハンスメント技術をも視野に含むものである.

しかし,エンハンスメント技術は,かりに能力の向上をもたらすものであったとしても,脳という精神の座に介入し,また有限の能力の枠内で生きるほかないという人間の生の基本的条件をも変更してしまいかねないといった点において,無条件に承認できるものではない.

したがって,現時点で,社会がエンハンスメントにどのような形で対応すべきなのかを,哲学的・倫理学的観点から考察せねばならない.

【暫定的な予定】
2008 年 3 月 第1 回研究会
2008 年 5 月 第2 回研究会
2008 年 6 月 シンポジウム
   「 エンハンスメントの哲学と倫理」
2008 年 8 月 第3 回研究会
2008 年10 月 ワークショップ
2008 年12 月 第4 回研究会

【主催】
植原亮
中澤栄輔

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ポスターをダウンロード⇒PDF (7.89MB)


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