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「哲学としての現代中国」 中島隆博 中国出張

2007.09.30 中島隆博, 哲学としての現代中国 Permalink

 「哲学としての現代中国」プログラムの開始に当たって、中島隆博が9月末に中国に出張しました。その目的は4つです。

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華東師範大学(上海)副学長・張済順先生来訪 (9月26日)

2007.09.28 来訪 Permalink

 UTCP発足前の6月ですが、小林康夫と中島隆博は、4名の若手研究者とともに華東師範大学で行われたベンヤミン・シンポジウムに参加しました。2007年9月26日(水)、その華東師範大学から副学長の張済順先生が来訪されました。今後の研究連携計画のことも含めて、小林と打ち合わせを行いました。高田康成さんも同席されました。また総合文化研究科副研究科長の長谷川寿一先生との会見も行いました。

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UTCP始動 若手研究員参集

2007.09.28 UTCP Permalink

10月から本格始動するUTCPですが、新規採用された研究員が集い、説明会が開催されました。若手研究員のプロフィールなどは当HPの「UTCP Members」に掲載し、業績情報などを随時更新していきます。

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時の彩り(つれづれ、草) 004

2007.09.25 小林康夫 Permalink

 冬学期(激しさを!)

「もう秋か!」――というランボーのフレーズが心に染みるように響きわたる季節(とき)、風も立って、「いざ生めやも」(ヴァレリー)と口をついて出る。こうなると、「季節よ、城よ」ときて「無疵な魂がどこにある」――これはまたランボーですね――までわたしの〈時間の抒情〉はポエジーの坂をころがるようにくだっていく。

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中島隆博『残響の中国哲学-言語と政治』

2007.09.20 中島隆博, 出版物 Permalink

 事業推進担当者の中島隆博の著作、『残響の中国哲学-言語と政治』(東京大学出版会、2007)が刊行されました。
 中国哲学と西洋哲学の交差から何が見えてくるか。荘子、朱子学、魯迅、ポーコック、アーレント、レヴィナス……。言語と政治をめぐる古今の思考に分け入り、かき消されてきた声の響きを聞くことによって、他者たちのための哲学の可能性をひらく。中国哲学を脱構築する企てです。

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時の彩り(つれづれ、草) 003

2007.09.18 小林康夫 Permalink

 思考(〈時代〉を問う)

前々回(001)で触れた『未来』のための原稿はなんとか脱稿。短いものだが、一応のこととしてこれから1年間くらい考えていくテーマが見えたという個人的な収穫はあった。当面、UTCPの基軸セミナーとしては、「〈時代〉を問う」という方向で組織するつもり。

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羽田正 編 『ユーラシアにおける文化の交流と転変』

2007.09.18 羽田正, 丘山新, 出版物 Permalink

羽田正 編 『ユーラシアにおける文化の交流と転変』(東京大学東洋文化研究所報告、2007)

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宮下志朗 訳/ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル 第三の書』

2007.09.18 宮下志朗, 出版物 Permalink

事業推進担当者・宮下志朗さんの翻訳が出ました。『第3の書』(ガルガンチュアとパンタグリュエル)、ちくま文庫。

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時の彩り(つれづれ、草) 002

2007.09.13 小林康夫 Permalink

到着 (Alain Juranville, L'événement Histoire et savoir philosophique. Vol 1. Nouveau traité théologico-politique PUF, 2007)

アラン・ジュランヴィルさんから新著『出来事――歴史と哲学的知 第1巻 政治神学新論』が届いた。リュクサンブール公園のすぐ横の素敵なお宅に、原和之さんらと招かれて食事をしたのは、もう2年前の秋だったか。駒場にも一度来ていただいてレクチャーをしていただいた。今度の本は、かれのライフ・ワークとも言うべき大計画の一部(第2の書「歴史と哲学的知」の第1巻というわけだが、それだけで766頁ある!!こういうスケールというのは、日本ではほとんどお目にかからない。かつて廣松渉先生がなさっていたくらいか。ヘーゲル的と言ってしまえばそれまでだが、ひょっとしたら、「哲学」というものは、本来、こういうもの(つまり「並はずれたもの」――もはや「論文」なんかではなくてね)であったのかもしれない、とちょっと茫然!)。

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16歳のきみたちのための 東京大学直島哲学キャンプ

2007.09.12 UTCP Permalink

8月6日から9日までの4日間、瀬戸内海に浮かぶ直島を舞台に、高校1・2年生を対象とする「16歳のきみたちのための 東京大学直島哲学キャンプ―海と空の間で「人間の場所」について考える」が開催されました。これは東京大学教養学部が主催し、ベネッセコーポレーションの支援によって実現した企画です。

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時の彩り(つれづれ、草) 001

2007.09.10 小林康夫 Permalink

 UTCPの新サイトが立ち上がった。今度のUTCPは本格的にWebを、活動・運営の中心的な「場」として活用することを基本方針としてみなさんに協力をお願いした以上、まずはリーダーとしてみずからアクティヴに関わることは必然だろう、と判断して、これまで守ってきた「蜘蛛の巣」には手を出さないという掟を破棄して、これからしばらくは試行的に、週一度くらいのペースで、個人的な、ときにはあまりに個人的な「はがき」を投壜する。同時に自分がかかわるいくらかのイベントについて案内させていただく。

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中島隆博「新儒家と仏教──梁漱溟,熊十力,牟宗三」

2007.09.07 中島隆博, 哲学としての現代中国, 出版物 Permalink

中島隆博の論考「新儒家と仏教──梁漱溟,熊十力,牟宗三」が、『思想』(No.1001、2007年第9号)に掲載されました。今秋から始まるUTCPの中期教育プログラム「哲学としての現代中国」のマニフェスト的な論考になっています。受講される方は必読です。

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西山雄二『異議申し立てとしての文学――モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』

2007.09.07 平倉圭, 西山雄二, 出版物 Permalink

研究員の西山雄二の著作『異議申し立てとしての文学――モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房、2007年)が刊行されました。装丁は同じくUTCP研究員の平倉圭が担当しました。

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ブログオープン !

2007.09.01 UTCP Permalink

UTCPブログがオープンしました!ここでは、UTCPのイベント、メンバーの研究活動の様子をいち早くお伝えしていきます。どうぞ、よろしくお願いします。


短期プログラム

2007.09.01 短期教育プログラム Permalink

若手研究者は自らの関心に沿って、自らのイニシアティヴによって1年間の短期教育プログラムを作成し、プログラム・マネージャーとコース所属教員の助言のもと実施します。提携大学・機関の若手研究者との間でワークショップも実施されます。


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