アカデミズムとジャーナリズムという異なる側面からサイエンスに迫り，「知」のありかたを追求してきた2人．小林康夫氏は科学者とのダイアローグの果てに人間のための思考を模索し（最新刊『知のオデュッセイア』），立花隆氏は科学者への丹念かつ鋭い取材による見聞を広く発信してきた（最新刊・共著『ぼくらの頭脳の鍛え方』文春新書）．いま，知の巨匠と知の巨人が，おたがいについて最も知りたいこととはなにか．許される質問は3つずつ．どんな質問が飛び出すかは，当日のなりゆきまかせ．またとない組み合わせで教養をめぐって繰り広げられる即興の頭脳戦・舌戦を，あなたも目撃してみませんか．

●日時：11月8日（日）　13:30～15:00（開場13:15，終了後サイン会あり）
●会場：東京堂書店神田本店6F
●参加方法：要予約．参加費500円．東京堂書店神田本店へ電話（03-3291-5181）またはメール（tokyodosyoten@nifty.com）にて，件名「小林康夫先生×立花隆先生イベント希望」・お名前・お電話番号・参加人数，をお知らせ下さい．11月7日以降は，お電話にてお問合せください．

【講師紹介】
●小林康夫（こばやし・やすお）：東京大学教授．専門：表象文化論・現代哲学．『知の技法』シリーズの編者．哲学と芸術のあいだで様々な活動を展開．著書に『教養のためのブックガイド』，『表象の光学』（未來社），『青の美術史』（平凡社），など多数．
●立花 隆（たちばな・たかし）：ジャーナリスト，東京大学情報学環特任教授．文藝春秋勤務を経てジャーナリスト活動に．著書に『天皇と東大』（文藝春秋），『南原繁の言葉』（編・小会），『ぼくらの頭脳の鍛え方』（近刊・共著・文春新書），など多数．