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Title:

外からのフレーム:若手外国人研究者による戦後日本映画比較研究シンポジウム

終了しました
Date:
2009年3月2日(月)13:00~18:30
Place:
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション・ルーム3 [地図

海外における日本映画研究の進む現在において、日本の大学内および映画学において内外の若手研究者が意見を交換する機会は少ない。今春にはアメリカのフィルム・スタディーズの大規模な学会が日本で催されることになっているが、シンポジウムの開催を通じて、各自の研究だけでなく大学のシステム自体の差異について話し合う機会を設け、積極的な内外の学術交流を促す契機とすることをひとつの目的としたい。また、各自の発表を通じて、海外における日本に対するイメージの現在・関心の在り方の現在を考える。

[発表者]
◯第1部(13時15分~14時10分)
・シモン・ルフェーヴル(リヨン第3大学修士課程修了、立教大学修士課程)
「成瀬巳喜男:『浮雲』におけるコンティニュイティーとポンクテュアシオン」
・アレハンドラ・アルメンダリス・ヘルナンデス(ヴェネツィア大学修了、明治学院大学研究生)
「現代日本の女性映画監督」
◯第2部(14時20分~16時10分)
・劉文兵(東京大学PhD)
「中国における『君よ 憤怒の河を渉れ』ブームと高倉健の神話」
・フィル・キャフェン(ニューヨーク大学博士課程、国際国流基金日本フェロー、立教大学研究生)
「ヤクザ映画:映像のロマンチシズム/批評の理」 
・エイヤ・ニスカネン(ヘルシンキ芸術大学博士課程)
「スタジオジブリ―初期の漫画映画を守っているのか?」
・イラン・グェン(パリ東洋言語学校DEA課程修了、東京芸術大学教育助手)
「近代の探求としての長編動画 ― 東映アニメーション社内現存の資料に見る 『白蛇伝』の構想について」
◯第3部(16時30分~18時20分)
・オリヴァー・デュー(ロンドン大学バークベック校博士課程、明治学院大学客員研究者)
「メロドラマと現代映画における在日表象」
・李英載(東京大学博士課程)
「見えない人種、蓄積する怪物―大島渚と崔洋一、「在日」という芝居」
・ハン・ナミ(シカゴ大学博士課程、立教大学研究生)
「日本におけるワイドスクーリン映画:1959-1960年を中心にして」
・マーク・ロバーツ(カリフォルニア大学バークリー校PhD)
「昭和30年代の映画における風刺と社会意識」

[コメンテーター]
中村秀之(立教大学教授)、クリス・フジワラ(映画批評家)、門間貴志(明治学院大学准教授)

[コーディネーター]
高田康成(東京大学教授)、土田環(東京大学大学院博士課程)

[使用言語]:日本語・英語 事前登録不要、入場無料

主催:東京大学大学院 総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論研究室
共催:東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学研究教育センター」(UTCP)

20090302jcinema_400.jpg

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