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Title:

UTCPセミナー「カントの歴史哲学―理念の歴史性をめぐって」

終了しました
Date:
2008年12月10日(水)16:30-18:30
Place:
東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3 [地図

講演者:石川文康 (東北学院大学)

司会:森田團 (UTCP)

使用言語:日本語 入場無料、事前登録不要

【要旨】
 カントの歴史哲学といえば、『永遠平和のために』等、晩年のいくつかの著作があげられる。しかし、彼は青年期の『天界の一般自然史』に見られるように、最初期から大規模な歴史哲学的構想を抱いていた。とはいえ、主著の『純粋理性批判』には、一見、そのような意識の形跡はうかがえない。というのは、そこで問題となっているのは、時間性や歴史性とは無縁な純粋理性という能力であり、「理念」という時間を超えた概念だからである。しかし、そこには盲点がある。なぜなら、理念は今現在実現されていないからこそ理念ではあるが、同時に、理念は自らを実現することを要求する概念であり、実現へのプロセスは、必然的に、時間を、したがって歴史を要求するからである。これは一種のパラドックスである。本セミナーでは、そのようなパラドックスを解く鍵として、「永遠平和」という理念を引き合いに出しながら、カントの歴史哲学に光を当てる。

【報告】

kant.gif

ポスターをダウンロード

(中期教育プログラム「時代と無意識」+短期教育プログラム「歴史哲学の起源―コスモロジーとエスカトロジー」共通イヴェント)


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