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【刊行】ジョナサン・コール『スティル・ライヴズ――脊椎損傷と共に生きる人々の物語』(稲原美苗ほか訳)

2013.10.16 稲原美苗, 共生のための障害の哲学, 出版物

大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻の助教である稲原美苗氏(元UTCP特任研究員)が翻訳の一部に携わったジョナサン・コール『スティル・ライヴズ――脊椎損傷と共に生きる人々の物語』が法政大学出版局より刊行されました。

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法政大学出版局 サイトより

内容紹介
自分の力では動かない身体──感覚と運動はないが様々な痛みを伴う──と共に生きる人々が自らを率直に語る物語。「不幸な障害者」としてではなく、その経験の豊かさと可能性が、私たちと身体の関係性を新しい視点から根本的に考え直させる。患者と当事者たち、その家族、友人、看護・介護で関わる周りの人々、つまりは、いま生きている私たちすべてにとって重要な物語がここにある。

目次

謝辞

第Ⅰ部 序論
第1章 二〇年後

第Ⅱ部 忍耐
第2章 新人類
第3章 俺の生活は普通じゃない
第4章 忍耐

第Ⅲ部 探究すること
第5章 顔を上げて世界に向き合う
第6章 他の誰かであること
第7章 探究

第Ⅳ部 トライすること
第8章 だって私はできるから
第9章 私に帰属するものと私に帰属しない「それ」
第10章 トライすること

第Ⅴ部 観察
第11章 ウインドサーファー
第12章 両面から見ること

第Ⅵ部 エンパワーすること
第13章 障害は重荷になる
第14章 飛ぶことができる人とできない人
第15章 エンパワメント

第Ⅶ部 継続
第16章 私であるために
第17章 新しいことを見つける

第Ⅷ部 注釈
第18章 いじましい部分


訳者あとがき
付録:役に立つウェブサイト
参考文献
索引

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