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時の彩り(つれづれ、草) 125

2010.12.15 小林康夫

『宮沢賢治イーハトヴ学事典』

 先月末に弘文堂から『宮沢賢治イーハトヴ学事典』が発刊されました。

わたしはたった一項目だけしか執筆していないのですが、その項目が「死」。宮沢賢治の中核のなかの中核、なんともおそろしい項目で、この執筆を去年引き受けてから、ずいぶんと悩みました。当然、あらためて全集を読破し、いくつかの賢治論も読んでいろいろ考えたので、この春でしたが、わずか10枚の原稿とはいえ、ほとんど一冊の本を書いたような気分でした。ちょっと高い(14000円)本ですが、興味のある方はぜひ読んでください。

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エルサレム・ハイファ報告(8)最終回

で、ハイファ大学でのシンポジウムの翌日は、ナザレ地方を中心に現地調査。これもまずはハイファ市内、イスラムの異端ともいえるアフマディーヤのモスク、さらにはカイス・フィロさんの故郷でもあるドゥルーズ派の村、さらにナザレのイエスの生誕教会、そしてアラブ人とユダヤ人との「共生」の活動を行っているNGOの訪問、さらに、ちょうどオリーブの収穫期ということで、オリーブの収穫の現場とオイル製造の工場へ、さらにはここまで来たのだからと、ユダヤのカレンダーでは安息日への突入しかかる時間をガイドさんと運転手さんに無理を言って、一挙に近代、ナポレオンの歴史的遺跡でもあるアコの街へ。いや、かなり過激なスケジュールをこなしました。そして、翌日は、ハイファの港に近い下町を歩いたあとは、サラさんの住まいがあるキブツを訪問。20世紀の共同体の夢のひとつでもあったキブツの現在の姿を複雑な思いで眺めて、オリーブの樹の下でサラさんのご家族とおいしい、心のこもった昼食をいただきました。このあとは空港へ。この2日の様子は以下、数枚の写真で報告することにさせてください。

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