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時の彩り(つれづれ、草) 121

2010.11.30 小林康夫 Permalink

エルサレム・ハイファ報告(5)

実は前回、報告した旧市街・ベツレヘムの調査から戻った夜も、全員というわけではなく、元気のいいというか、テンションの高い4名ほどが夕食のあと夜の旧市街を彷徨うということがあって、なぜかわたしもそこに加わっていたのですが、たまたまの偶然に導かれて「ダビデの墓所」に入ったりしたその道行きはここではカット。

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【イマージュに魅せられて 4】 生成のプロセスを研究すること

2010.11.28 三浦篤, イメージ研究の再構築 Permalink

*UTCP事業推進担当者の三浦篤さんによる不定期連載第4回です。


スリジー=ラ=サール Cerisy-la-Salle といえば、かつてデリダを囲むシンポジウムで有名になった、知る人ぞ知るノルマンディーの人里離れた17世紀のお城。緑豊かな岡に囲まれ、鳥の声しか聞こえない静かな環境の中、夜は満天のクリアな星空に圧倒される、といった場所である。

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【刊行】V・ストイキツァ『絵画をいかに味わうか』(岡田温司監訳、大橋完太郎ほか共訳)

2010.11.26 大橋完太郎, 出版物 Permalink

特任講師の大橋完太郎が共訳者をつとめたヴィクトル・ストイキツァ『絵画をいかに味わうか』が平凡社から刊行されました。

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【報告】講演会「ベトナム漢文の近代ー科挙から雑誌へ」

2010.11.24 └レポート, 齋藤希史, 裴寛紋, 守田貴弘, 近代東アジアのエクリチュールと思考 Permalink

2010年10月18日(月)、「ベトナム漢文の近代――科挙から雑誌へ」と題するPham Van Khoai先生(ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学准教授)の講演会が駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2にて開かれました。

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時の彩り(つれづれ、草) 120

2010.11.23 小林康夫 Permalink

華東師範大学の許先生・楊先生らの一行がいらっしゃいました

先週19日(金)朝9時半から、上海の華東師範大学の中国現代思想文化研究所ならびに思勉人文高等研究院を代表する一行4名をお迎えして、人文科学の世界的な現状についての意見交換と今後の研究協力の打ち合わせの会議が開かれました。

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【報告】ボルトロッティ連続講演会(+ボルトロッティさんからの手紙)

2010.11.21 信原幸弘, 筒井晴香, └イベント報告, 中澤栄輔, 西堤優, 科学技術と社会 Permalink

2010年10月23日から29日まで,バーミンガム大学(イギリス)のリサ・ボルトロッティさん(Dr. Lisa Bortolotti)の連続講演会(計5回)をおこないました.

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【報告】シンポジウム「建築保存の現在」

2010.11.20 田中純, 小澤京子, イメージ研究の再構築 Permalink

2010年11月11日、シンポジウム「建築保存の現在」が開催された。

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時の彩り(つれづれ、草) 119

2010.11.18 小林康夫 Permalink

エルサレム・ハイファ報告(2)――一挙に最深部へ

パリから新雪を冠したアルプス、イタリア北部、アテネ、エーゲ海と上空を飛んでテル・アビブ空港に着いたのは、真っ赤な夕陽が差し込む頃。そこからミニバスで標高800メートルだったか、一気にエルサレムへとのぼって行く。旧市街に近いホテルに着いて、近所のYMCA(とはいえ、城砦のような塔をいただく立派なものなのだが)で食事をして、公園から旧市街を望む。あれが城壁、あれがダビデの塔!と眺めているうちに、このままホテルには帰れない、見た以上はこのまま行ってみよう、と長旅の疲れものともせずタクシーに乗り込んだのが3人いて、そのなかにわたしも入っていた。

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【報告】講演会「イメージとテキストをめぐる冒険」

2010.11.16 三浦篤, 寺田寅彦 Permalink

2010年11月10日、東京大学駒場キャンパスの18号館ホールにて、ジャン=ピエール・ルデュック=アディーヌ氏と三浦篤氏による「イメージとテキストをめぐる冒険」と題された講演会が行われた。

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【報告】「近代東アジアのエクリチュールと思考」第9回セミナー

2010.11.16 └セミナー, 齋藤希史, 裴寛紋, 津守陽, 近代東アジアのエクリチュールと思考 Permalink

第9回目のセミナーは「沈従文における〈郷土〉の表象――近代文学による「原=中国」像の構築――」と題し,津守陽さん(教養学部非常勤講師/UTCP PD)による発表と,宮田沙織さん(比較・修士課程)によるコメントを中心に行われました.
(発表6月18日,討論7月2日)

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【報告】「近代東アジアのエクリチュールと思考」第8回セミナー

2010.11.16 └セミナー, 齋藤希史, 裴寛紋, 守田貴弘, 近代東アジアのエクリチュールと思考 Permalink

第8回目のセミナーは「お雇い米国人教師E.W.クラークとその雇用をめぐって」と題し、発表者は刀根直樹さん(比較・修士課程)、コメンテーターは柳忠熙さん(比較・修士課程)がつとめました。(発表6月4日、討論25日.遅くなりましたが,前期の最終部分をまとめてアップします)

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【刊行】三浦篤(共著)『ヴィーナス・メタモルフォーシス』

2010.11.16 三浦篤, イメージ研究の再構築 Permalink

UTCP中期教育プログラム「イメージ研究の再構築」事業推進担当者である三浦篤さんの共著書が三元社から刊行されました。

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時の彩り(つれづれ、草) 118

2010.11.16 小林康夫 Permalink

お久しぶりです

イスラエルからは7日の夜に帰国したのですが、その後の1週間がそのままタイトスケジュールで、旅のあいだにたまった郵便物に目を通すことができたのが、ようやく昨日のこと。でも、怒涛の日々とはいえ、ジャン=ピエール・ルデュック=アディーヌさんとの昼食とか、同じ日になりましたが、UTCPの友人と言っていいリッキー・カーステンさんとの夕食など海外の研究者との楽しくまた刺激的な会食も含まれていたのでしたが。

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【報告】「先端科学とヒューマニティーズ」第1回

2010.11.15 中澤栄輔, 守田貴弘, 先端科学とヒューマニティーズ Permalink

2010年11月9日,「先端科学とヒューマニティーズ」レクチャーシリーズの第1回目をおこないました.初回は医学部教授でありUT-CBELのリーダー,そして東京大学医学部倫理委員会委員長でもある赤林朗先生にご講演いただきました.

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【刊行】フランソワ・キュセ『フレンチ・セオリー』(桑田光平ほか訳)

2010.11.12 桑田光平, 出版物 Permalink

元UTCP研究員で現在共同研究員の桑田光平さん(東京外国語大学)らの共訳によるフランソワ・キュセ著『フレンチ・セオリー』がNTT出版より刊行されました。

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【刊行】信原幸弘・原塑・山本愛実編著『脳神経科学リテラシー』

2010.11.12 信原幸弘, 中澤栄輔, 立花幸司, 植原亮, 出版物 Permalink

UTCP事業推進担当者の信原幸弘さん,元UTCP特任研究員で現在は東北大学准教授の原塑さん,玉川大学の山本愛実さん編著の『脳神経科学リテラシー』が勁草書房より刊行されました.

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【報告】若手研究者連続講演会「ミシェル・フーコーと映画」

2010.11.09 小林康夫, 前田晃一, 大橋完太郎 Permalink

2010年10月15日(金)、若手研究者連続レクチャーとして、共同研究員の前田晃一さんによる講演「ミシェル・フーコーと映画」がおこなわれた。

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【報告】クリスティーヌ・ド・ピザン―最初の女性知識人

2010.11.05 村松真理子, 高田康成, 中澤栄輔 Permalink

2010年11月5日,ボローニャ大学のMaria Giuseppina Muzzarelli(マリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ)さんの講演会「Christine de Pizan, Prima donna laica intellettuale di professione: tre temi」(クリスティーヌ・ド・ピザン―最初の女性知識人)を行いました.

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