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高学歴ワーキングプア―大学院の現実

2007.12.31 西山雄二, Humanities News Permalink

近年、日本の格差社会構造の深刻化とともに、非正規雇用やフリーター、ワーキングプアの実態がようやく知られるようになってきた。こうした不安定な生活は大学院での研究・教育生活そのものであるが、その構造を解明するはじめての新書、水月昭道『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院』(光文社新書、2007年)が発売され、1ヶ月で早くも5刷を重ねている。大学院生と教員にとっての必読書である。

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『眼の底』(吉増剛造×小林康夫×平倉圭)

2007.12.28 小林康夫, 平倉圭 Permalink

一昨日、吉増剛造さんがいらしたときのことを、短い映画にまとめました。

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時の彩り(つれづれ、草) 016

2007.12.27 小林康夫 Permalink

☆ 行く年(嵐のあと)

昨日、吉増剛造さんの「映画=詩」を見ながら、なぜか、人がある人にほんとうに「出会う」のはたいへんなことだ、とつくづく思った。

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【報告】「共生と詩(1)―吉増剛造と《友愛の庭》」

2007.12.26 小林康夫, セミナー・講演会 Permalink

12月26日、UTCPワークサロン「共生と詩(1)―吉増剛造と《友愛の庭》」が開催された。吉増剛造氏の映像作品数編を上映し、その合間に小林康夫が対話を試みるこの催事は、UTCPの2007年最後の年送り(国内)イベントとなった。

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UTCP理解伊斯兰讲座第三讲“Muslims Today : Image and Realities”

2007.12.20 イスラーム理解講座 Permalink

12月19日,UTCP邀请Karim Douglas Sloan Crow氏(新加坡南洋理工大学S.拉惹勒南国际研究院)主讲第三次理解伊斯兰讲座,题目为《现代的穆斯林:意象与现实》。

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【報告】UTCPイスラーム理解講座第3回 "Muslims Today: Image and Realities"

2007.12.20 イスラーム理解講座 Permalink

12月19日、カリーム・ダグラス・S・クロウ氏(南洋理工大学S.ラジャラトナム国際研究院、シンガポール)をお招きして、第3回イスラーム理解講座「現代のムスリム:イメージと現実」が開催された。

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Jin Young Park氏《佛教与解构》

2007.12.19 セミナー・講演会 Permalink

12月17日,UTCP邀请American University的Jin Young Park教授做了题为《佛教与解构Buddhisms and Deconstruction》的讲演。

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【報告】 ジン・Y・パク氏 「仏教と脱構築」

2007.12.19 セミナー・講演会 Permalink

12月17日(月)、American UniversityのJin Young Park教授を迎え、『仏教と脱構築Buddhisms and Deconstruction』というテーマで講演会が開催された。

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『中国における「近代知」の形成』

2007.12.18 中島隆博, 出版物 Permalink

高柳信夫編著『中国における「近代知」の形成』(学習院大学東洋文化研究叢書、東方書店、2007年)が刊行されました。

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時の彩り(つれづれ、草) 015

2007.12.17 小林康夫 Permalink

☆ 共生と詩

今学期3~4年生向けの授業では、日本の現代詩を読むセミナーをやっている。田村隆一からはじめて、鮎川信夫、吉岡実、清岡卓行、谷川俊太郎などなど毎回、1、2のテクストを選んで学生たちとじっくり「読む」という作業。

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田中純・ウィーン報告

2007.12.14 田中純 Permalink

2007年12月5日から9日まで、ウィーンでアビ・ヴァールブルクと岡正雄に関する調査を行ないました。

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羽田正 『東インド会社とアジアの海』

2007.12.13 羽田正, 出版物 Permalink

事業推進担当者・羽田正さんの著書が出版されました。

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NewYork Umiversity的Thomas Looser教授来访

2007.12.13 来訪 Permalink

今天(12月13日)早晨,纽约大学的Looser老师和Hanawa老师来访。

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New York UniversityのThomas Looser先生・来訪

2007.12.13 来訪 Permalink

  本日(12月13日)朝、ニューヨーク大学のルーザー先生とハナワ先生が来訪されました。

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【報告】UTCPワークサロン 「古典的人間像 西洋編」

2007.12.13 中島隆博, 村松真理子, 小林康夫, 高田康成, 宮下志朗, 大貫隆, UTCP Permalink

われわれの時代における古典とはなにか。「古典的人間像」第二回目の今回はこの問いをヨーロッパの文脈のなかで問うことであった。

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UTCP工作室 尼采与时代——诗与舞、轻快与名声

2007.12.13 時代と無意識 Permalink

2007年12月11日,这回邀请的是著有《快速阅读〈1〉尼采》一书的东京大学教授杉桥阳一,就“尼采与时代”发表讲演(不是“讲义”,正是讲演一词才合适)。

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【報告】UTCPワークサロン「ニーチェと時代 ― 詩と踊り、軽さと名声 ―」

2007.12.13 時代と無意識 Permalink

 2007 年12月11日、今回は、『快速リーディング〈1〉ニーチェ』(筑摩書房)の著作もある杉橋陽一・東京大学教授をお招きし、「ニーチェと時代」を巡る一つの講話(それは「講義」ではなく、まさにこの語が相応しいものであった)を聴かせていただくことになった。

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【報告】ベンヤミン、あるいは都市の書法

2007.12.11 田中純 Permalink

「ベンヤミン、あるいは都市の書法」と題された田中純(事業推進担当者)、大宮勘一郎(慶応義塾大学教授)両氏によるトーク・イヴェントが昨日開催された。田中氏の『都市の詩学――場所と記憶の徴候』(東京大学出版会)、大宮氏の『ベンヤミンの通行路』(未來社)の刊行を機縁とした対談である。

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【報告】「哲学と大学」 第2回「カント『学部の争い』」

2007.12.09 └哲学と大学, 宮崎裕助 Permalink

公開共同研究「哲学と大学」第2回は、UTCP共同研究員・宮崎裕助によるカントの『学部の争い』に関する発表だった。

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」第7回報告

2007.12.08 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (1) 「Levy "Neuroethics" を読む」 第4章 “Reading minds/controlling minds”.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」 第6章 「私の脳がやらせたのだ」,第7章 「反社会的な思想とプライバシーの権利」.

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(2)第8回報告

2007.12.08 └セミナー2:ガザニガを読む, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」
第7章 「反社会的な思想とプライバシーの権利」

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(1)第7回報告

2007.12.08 └セミナー1:リーヴィを読む, 吉田敬, 小口峰樹, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (1) 「Levy "Neuroethics" を読む」 第4章 “Reading minds/controlling minds” .

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中期教育プログラム「脳科学と倫理」セミナー(2)第7回報告

2007.12.08 └セミナー2:ガザニガを読む, 脳科学と倫理 Permalink

中期教育プログラム「脳科学と倫理」の進行状況を報告します.
セミナー (2) 「ガザニガ 『脳の中の倫理』 を読む」
第6章 「私の脳がやらせたのだ」

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東京大学COE推進室 拠点探訪インタビュー

2007.12.07 来訪 Permalink

2007年12月6日東京大学COE推進室長の矢野正晴先生とアシスタントの方が訪問され、小林拠点リーダーと中島事務局長がインタビューを受けました。

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Edges / Bridges of Coexistence 02: Another Asia

2007.12.07 内野儀, Edges / Bridges Permalink

“Okakura Tenshin’s English is so exquisitely Edwardian, almost archaic, and I wonder how his subtly nuanced writing can be translated into Japanese,” commented Rustom Bharucha after a lecture given at the symposium entitled “Another Asia: Beyond Tenshin’s Love and Friendship,” held at the Tokyo University of Fine Arts on Nov. 10th.

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【報告】迷走する「ユダヤ人国家」のいま

2007.12.05 早尾貴紀, 時代と無意識 Permalink

12月4日、早尾貴紀 (UTCP研究員)による報告「迷走する「ユダヤ人国家」のいま――パレスチナ/イスラエル、分割の(不)可能性」がおこなわれた。

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時の彩り(つれづれ、草) 014

2007.12.05 小林康夫 Permalink

☆ サーフィンの続き(ブランショの方へ)

前回語った波乗りはまだ続いていて、先週の後半は、地方に出かけて大学認証評価の評価委員の仕事をしていた。この評価という問題についてはいずれなにかを語ってみたいと思っているが、今日はパス。

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Edges / Bridges of Coexistence 01: The Ego-tree

2007.12.03 デンニッツァ・ガブラコヴァ, Edges / Bridges Permalink

The bridge has always been considered as a metaphor of linking, but the bridge is also a metaphor for the very workings of metaphor, in the way that the edge can be associated with metonymical proximity.

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立花幸司 学会発表報告「The Possibility of Civic Virtue in present-day Japan: Consensus Conference, Jury System and Moral Education」(第二回応用倫理国際会議)

2007.12.03 立花幸司 Permalink

 応用倫理国際会議(第二回)が11月22~25日の4日間にわたり北海道大学で開催され,私(立花)も発表者の一人として,参加してきました.
 ここではその報告を,(1)学会全体,(2)立花の発表,(3)その後,の三点に纏めて報告します.

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Report: The Gender of Beauty in Architectural Discourse in Modern Japan

2007.12.02 「アカデミック・イングリッシュ」セミナー Permalink

11月28日、アメリカ、ノースウェスタン大学で教鞭をとるサラ・ティーズリー氏による、“The Gender of Beauty in Architectural Discourse in Modern Japan” と題された講演会が行なわれた。

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