華東師範大学(上海)副学長・張済順先生来訪 (9月26日)
UTCP発足前の6月ですが、小林康夫と中島隆博は、4名の若手研究者とともに華東師範大学で行われたベンヤミン・シンポジウムに参加しました。2007年9月26日(水)、その華東師範大学から副学長の張済順先生が来訪されました。今後の研究連携計画のことも含めて、小林と打ち合わせを行いました。高田康成さんも同席されました。また総合文化研究科副研究科長の長谷川寿一先生との会見も行いました。

張先生は、中国近代史の専門家で、1930年代の上海文化が、1949年以降の歴史的な展開=転回のなかでどのように抑圧され、変質し、しかし同時に残り続けているかを、50年代の香港映画の受容などイメージの享受の問題を通して研究なさっています。ちょうど1949年に上海に生まれた張先生がどのようにその50年代60年代の上海を生きたか、に興味をもつ小林は、さっそくUTCPオフィスでインタビュー。文化革命時代のエピソードなどを含めて、ひとりの可感な少女の「上海の幼年時代」をうかがいました。今後、都市の歴史とイメージの問題を軸にシンポジウムなどを積極的に共催するという約束をしました。