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【報告】哲学ドラマ特別イベント&ワークショップ「ふたつのつばさ」公開稽古+対話(2)

2017.03.09 梶谷真司, 八幡さくら, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, Philosophy for Everyone Permalink

哲学ドラマワークショップ――公開稽古から身体を使ったワークと哲学対話へ

続けて開催された4日(日)のワークショップでは、午後いっぱいを使って、通し稽古と身体を使ったワーク、そして物語についての哲学対話を行なった。俳優たちは本公演と同じ衣裳をつけ、観客席側には前回と同様、演出の大谷をはじめとした公演スタッフが並んでいた。驚いたのは、3日前と比べ、芝居のテンポが格段によくなり、密度が濃くなっていたことである。公演まで1週間を切り、急速に作品が仕上がっているのが感じられた。参加者には就学前の幼い子どもたちもいたが、目の前で繰り広げられる芝居を、時に笑い声を上げながら夢中になって見ている姿が印象的だった。物語と俳優たちの生き生きとした演技が、子どもたちを引きつけて離さないようだった。

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【報告】哲学ドラマ特別イベント&ワークショップ「ふたつのつばさ」公開稽古+対話(1)

2017.03.09 梶谷真司, 八幡さくら, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, Philosophy for Everyone Permalink

company maによる演劇作品「ふたつのつばさ」の公開稽古を見て対話する企画を、2016年12月1日(木)と4日(日)に連続で行なった。まず、1日(木)18:00-20:30に、プレ企画として、東京大学関係者を対象に「哲学ドラマ特別イベント「ふたつのつばさ」公開稽古+対話」を実施した。続けて、4日(日)13:00-17:00に、一般の子どもと大人を対象に「哲学ドラマワークショップ「ふたつのつばさ」公開稽古+哲学対話」を開催した。場所は、どちらも東京大学駒場Iキャンパス駒場コミュニケーション・プラザ北館3F身体運動実習室1であった。

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【報告】UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画 哲学ドラマワークショップ「言葉のカラダ、身体のコトバ」

2016.04.02 梶谷真司, 石原孝二, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, 阿部ふく子, 安部高太朗, 共生のための障害の哲学, Philosophy for Everyone Permalink

2016年2月27日(土)13時から17時まで、東京大学駒場Iキャンパスのコミュニケーション・プラザ北館3F身体運動実習室1にて、哲学ドラマワークショップ「言葉のカラダ、身体のコトバ」を開催した。

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【報告】UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画「こまば発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――アナタのものがたりをつむぐ哲学ドラマワークショップ in UTCP」

2015.09.01 梶谷真司, 石原孝二, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, 神戸和佳子, 阿部ふく子, 栗脇永翔, 安部高太朗, 共生のための障害の哲学, Philosophy for Everyone Permalink

2015年7月12日(日)13:00から17:00まで、東京大学駒場Iキャンパス 21 KOMCEE 101にて、「こまば発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――アナタのものがたりをつむぐ哲学ドラマワークショップ in UTCP」を行なった。本年3月25日・26日に北海道のべてるの家で開催した「べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家」の東京開催という位置づけであり、べてるでの経験を活かした内容を企画した。

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8th International Drama in Education Research Institute, Singapore 第8回 国際演劇教育研究学会 シンガポール大会 学会発表報告

2015.07.27 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる Permalink

2015年6月30日(火)から7月5日(日)まで、シンガポールの南洋理工大学にて開催された国際演劇教育研究学会(以下、IDIERI)に、松山侑生は共著者(松山のほか、水谷みつる、大谷賢治郎の3名)を代表し、「Philosophy Drama for Inclusive Education」と題して発表を行った。内容としては、UTCPの主催により過去5回行ってきた哲学ドラマについて、その理論的背景と実践を紹介するものであった。

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【報告】UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画「べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家」(2)

2015.06.09 梶谷真司, 石原孝二, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, 共生のための障害の哲学, Philosophy for Everyone Permalink

2日目――「記憶の肖像」から「哲学対話」へ

ワークショップ2日目は、べてるの家の道外での講演スケジュールなどの関係もあり、初日より参加者が減って30名であった。部屋の広さおよびワークの内容にとってちょうどよい人数となり、余裕をもってワークに取り組むことが可能になった。

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【報告】UTCPプロジェクト「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画「べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家」(1)

2015.06.08 梶谷真司, 石原孝二, 大谷賢治郎, 松山侑生, 水谷みつる, 共生のための障害の哲学, Philosophy for Everyone Permalink

2015年3月25日(水)および26日(木)のそれぞれ13:30から16:30まで、べてるの家の位置する北海道浦河町の総合文化会館アートホールにおいて、「共生のための障害の哲学」×「Philosophy for Everyone」合同企画「べてる発さいはひ行 銀河鉄道の夜の旅――喪失と幸福をめぐる哲学ドラマワークショップ in べてるの家」が開催された。スタッフとして、企画を担当した水谷みつる、松山侑生、大谷賢治郎の3名と、梶谷真司、庄崎真知子(劇団銅鑼)、古舘一也(company ma)の計6名が参加した。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(5)

2015.03.08 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は3日目のセッションについての報告である。
3日目は、「朝の哲学対話」「しかくさんかくまる」「落語×哲学カフェ」の3つのセッションが行われた。なお、「しかくさんかくまる」は、特定非営利活動法人こども哲学おとな哲学アーダコーダの協力により実現したものである。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(4)

2015.03.07 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午後のセッションについての報告である。この時間帯は、「SFと性:男×女×??」「『頭がいいってどういうこと?』〜東大生の素朴なギモン〜」の2つのセッションが行われた。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(3)

2015.03.06 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は2日目午前に行われた、「『沖縄』をめぐる哲学対話」についての報告である。当日のファシリテーションを担当した神戸と、事前準備を担当した崎濱より、それぞれ報告する。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(2)

2015.03.04 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

駒場祭で開催された「こまば哲学カフェ」、以下は1日目のセッションについての報告である。1日目は、「朝の哲学対話」「環境をめぐる哲学対話」、「キュン♡コスプレだらけの対話大会!〜恋がはじまる音がした〜」、「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の4つのセッションが行われた。(第4セッションについては、前回の報告をご覧いただきたい。)

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ」(1)

2015.03.03 梶谷真司, 稲原美苗, 小村優太, 川辺洋平, 松山侑生, 土屋陽介, 佐藤麻貴, 宮田舞, 神戸和佳子, 崎濱紗奈, 安部高太朗, Philosophy for Everyone Permalink

2014年11月22日〜24日の3日間にわたり、東京大学駒場キャンパスでは「駒場祭」(東京大学駒場キャンパスの学園祭)が開催された。この期間中、P4E研究会は昨年に引き続き、「こまば哲学カフェ」を出店した。

これから数回にわたり、このイベントの様子を、各日の企画者よりご報告いただく。初回は、P4E研究会の代表で、1日目の第4セッション「さらば我が愛!〜終わってしまう愛をめぐる哲学対話〜」の企画をされた梶谷真司先生による、駒場祭全体に関する報告である。

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【報告】哲学ドラマワークショップ「愛すること 愛されること—恋愛の当事者研究—」

2014.10.20 梶谷真司, 石原孝二, 筒井晴香, 松山侑生, 水谷みつる, 神戸和佳子, 栗脇永翔, 安部高太朗, 共生のための障害の哲学, Philosophy for Everyone Permalink

10月13日(月・祝)、P4Eワークショップ「愛すること 愛されること――「恋愛」の当事者研究」が東京大学駒場キャンパス(21KOMCEE)にて開催された。ワークショップは第1部「哲学ドラマワークショップ」と第2部「フォーラムダイアローグ」から構成され、UTCPのL2プロジェクト「共生のための障害の哲学」とL3プロジェクト「Philosophy for Everyone」の合同企画として行われた。当日は台風19号の影響も憂慮されたが、いずれも盛況であった。

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【報告】P4Eワークショップ「恋する身体-アナタとワタシが出会うとき-」

2014.03.20 梶谷真司, 松山侑生, 佐藤麻貴, Philosophy for Everyone Permalink

2014年2月8日(土)、東京大学駒場キャンパス・コミュニケーションプラザ北館3階・身体運動実習室3にて、P4Eワークショップ「恋する身体-アナタとワタシが出会うとき-」が行われた。

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【報告】駒場祭での哲学対話イベント「こまば哲学カフェ(2)」

2014.01.04 梶谷真司, 松山侑生, 佐藤麻貴, 宮田舞, Philosophy for Everyone Permalink

2013年11月22日~24日の「駒場祭」(東京大学駒場キャンパスの学園祭)期間中、P4E研究会の主催で、カフェフィロの協力のもと、「こまば哲学カフェ」が開催された。以下では、その2日目の記録を紹介する。

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